追想 歌詞 Kureai ふりがな付

響ひびくアラーム 聴きき慣なれた音おと
寝ねぼけたまま 止とめるペールギュント

差さし込こむ光ひかりに 目めをしぼませて
回まわらない頭あたまで 記憶きおくを辿たどってみる

あぁそうか 私わたしはもう一人ひとりなんだと
まるで君きみなんか 最初さいしょからいなかったみたいで

見慣みなれたワンポイントの白しろい靴下くつしたとか
君きみの感覚かんかくは まだ残のこっているのに

君きみを追おいかけて 飛とび出だした夜よるは
追おいつかない思おもいが遠とおく

振ふり返かえった君きみの笑わらった顔かおが
泣ないて見みえた
あぁ私わたしは 何なにもできなかった

あの夜よる 私わたしは 君きみを失うしなってしまって
月つきさえ あの雲くもの中なかに 消きえていくようで

朝日あさひが昇のぼれば 君きみは戻もどってくるはずと
思おもっていたのに 何なにも変かわらずに

君きみを追おいかけて 飛とび出だした夜よるは
明あけてしまった もう会あえないのかな

振ふり返かえった君きみの笑わらった顔かおが
泣ないて見みえた
あぁ私わたしは 何なにもできなかった