産声うぶごえを響ひびかせて
遍あまねく世よに知しらせよ
天てんからの授さずかり物もの
数多あまたの命いのちの中なか
森もりを燃もやす赤子あかごは
抱だかれ眠ねむる夜よるもなく
力ちからと引ひき換かえにして
愛あいに触ふれられず
眠ねむれ眠ねむれ 母ははの声こえ
子守唄こもりうたに託たくして
閉とじれ閉とじれ 呪のろいだけ
覚さめずに眠ねむれ 眠ねむれ
小ちいさな町まちに生うまれた
可愛かわいい赤子あかごにまた
天てんからの授さずかり物もの
食くうに困こまらぬ知ち
雲くもの上うえ 気きまぐれに
与あたえた力ちからの
未来みらいを見みている
眠ねむれ眠ねむれ 神かみの子こよ
災わざわいをさけるように
人ひとの子この心こころから
離はなれぬように 眠ねむれ
定さだめを受うけ入いれよ
涙なみだは誰だれの目めにも滴したたるもの
眠ねむれ眠ねむれ 私わたしの子こよ
どんな姿形すがたかたちも
愛あいしている 愛あいしている
安心あんしんして眠ねむれ 眠ねむれ 眠ねむれ
産声ubugoeをwo響hibiかせてkasete
遍amaneくku世yoにni知shiらせよraseyo
天tenからのkarano授sazuかりkari物mono
数多amataのno命inochiのno中naka
森moriをwo燃moやすyasu赤子akagoはha
抱daかれkare眠nemuるru夜yoruもなくmonaku
力chikaraとto引hiきki換kaえにしてenishite
愛aiにni触fuれられずrerarezu
眠nemuれre眠nemuれre 母hahaのno声koe
子守唄komoriutaにni託takuしてshite
閉toじれjire閉toじれjire 呪noroいだけidake
覚saめずにmezuni眠nemuれre 眠nemuれre
小chiiさなsana町machiにni生uまれたmareta
可愛kawaiいi赤子akagoにまたnimata
天tenからのkarano授sazuかりkari物mono
食kuうにuni困komaらぬranu知chi
雲kumoのno上ue 気kiまぐれにmagureni
与ataえたeta力chikaraのno
未来miraiをwo見miているteiru
眠nemuれre眠nemuれre 神kamiのno子koよyo
災wazawaいをさけるようにiwosakeruyouni
人hitoのno子koのno心kokoroからkara
離hanaれぬようにrenuyouni 眠nemuれre
定sadaめをmewo受uけke入iれよreyo
涙namidaはha誰dareのno目meにもnimo滴shitataるものrumono
眠nemuれre眠nemuれre 私watashiのno子koよyo
どんなdonna姿形sugatakatachiもmo
愛aiしているshiteiru 愛aiしているshiteiru
安心anshinしてshite眠nemuれre 眠nemuれre 眠nemuれre