嘘つきピーターパン 歌詞 初音ミク ふりがな付

季節きせつは巡めぐって 夏なつの色いろも落おちて
肌寒はださむい 秋風あきかぜの匂におい

夕暮ゆうぐれの影かげが もう少すこし伸のびたら
年ねんに一度いちどの大事だいじな日ひ

「あの頃ころが懐なつかしい」
そんな気きがしたのは なんでだろうな。

啜すすり泣なき響ひびく 大おおきな五畳半ごじょうはん
ぽつり独ひとり どこかを見みつめて
もしも神様かみさまがいるなら想おもい出では
ほどかないでと らしくないこと
願ねがってたんだ

夕立ゆうだちがボクの「いつも」をかき消けした
人混ひとごみも 携帯けいたいの音おとも

嘘うそつきなキミの最期さいごのそれだとか
思おもいたいんだ 弱虫よわむしは

気きが付つくと 少すこしずつ
大人おとなになって いくのかな
このまま

一番奥いちばんおくの席せきが空あく誕生会たんじょうかい
寝坊助ねぼすけなキミは また遅刻ちこくだ

おめでとうくらい言いわせてよ 照てれずに
みんないるから

啜すすり泣なき響ひびく この部屋へやを照てらしてる
ぽつり ロウソクが一ひとつ消きえた
最終さいしゅうバスには遅おくれず乗のれたかな
先さきに待まってて ボクが着ついたら
また起おこすから

おやすみなさい

もしも神様かみさまが本当ほんとうにいるなら
ほどかないで この唄うたは