よみ:かこのみらいときかいのうた
カコノミライとキカイの歌 歌詞
-
mayuko feat. KAITO
- 2015.3.1 リリース
- 作詞
- mayuko
- 作曲
- mayuko
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目覚めざめたらそう 僕ぼくはキカイに囲かこまれていて
"チクタク"が全すべてのセカイにさ
迷まよい込こんだみたいだねと 他人事たにんごとのように呟つぶやいた
覗のぞいたのはとても小ちいさなふたつのめだま
"チクタク"と軽かるい音おとを立たてて
とても小ちいさなてのひらを僕ぼくにそっと伸のばしたんだ
「トゥリ パ ルオズィ クィユ フィノアユプ スィ ライツィ ナ」
「わからないよ。sorry.君きみは誰だれ?」
「トゥリ パ フ ドゥレ ラスィトゥイ プラエテュレ ディ スィツィ バ」
「わからないよ。sorry...sorry......」
"チクタク"と軋きしむ音おとを立たてて
例たとえるならば"小首こくび"を傾かしげた小ちいさなキカイは背中せなかを向むけた
さび付ついた車輪しゃりんを重おもそうに引ひきずって
ゆがんだ扉とびらを開ひらいて何なにかを取とり出だして振ふり向むいた
それは一冊いっさつの古ふるぼけた絵本えほんで
懐なつかしい物語ものがたりのお姫様ひめさまが色いろあせた笑顔えがおで僕ぼくを見みていた
ページをめくる小ちいさな手てが笑わらう少女しょうじょを指差ゆびさして
覗のぞき込こんだ僕ぼくを見みて同おなじ手てで僕ぼくを指差ゆびさした
首くびを振ふった僕ぼくの手てが笑わらう少年しょうねんを指させば
"チクタク"と音おとを立たてておそらくキカイも微笑ほほえんだ
最初さいしょからそう 僕ぼくはキカイに囲かこまれていて
"チクタク"が全すべてのセカイをさ
疑問ぎもんに思おもうこともなくて 当あたり前まえに幸しあわせだったよ
見みつけたのはとても大おおきなひとつのナニカ
"トクトク"と軽かるい音おとを立たてて
とても大おおきなてのひらで僕ぼくにそっと触ふれたんだ
「ねえ、あなたのおなまえをおしえてよ」
「フ アロイ フェイネ トゥイネスィ オ デュルブ レィエ ニ」
「ねぇ、そのきれいなことばをしりたいの」
「フ アロイ フェイネ トゥイネスィ トゥイネスィ」
"トクトク"と柔やわい音おとを立たてて
例たとえるならば"小首こくび"を傾かしげた大おおきなナニカは言葉ことばをやめた
さび付ついた部品パーツの悲鳴ひめいから逃にげるように
ナニカによく似にた形かたちの並ならんだ型録カタログを差さし出だした
ずっと昔むかしに描えがかれた姿すがたは
いつの日ひか辿たどり着つく未来みらいの予想図よそうずだと誰だれもが信しんじていたのに
ページをめくる大おおきな手てが不思議ふしぎな形かたちをたどって
覗のぞき込こんだ僕ぼくを見みて優やさしげな声こえでささやいた
なぞるように歌うたいだす僕ぼくの声こえが重かさなれば
"トクトク"と音おとを立たてておそらくナニカも微笑ほほえんだ
そうして時ときが経たち
少すこしだけ手てに入いれた事実じじつによると
このセカイに僕ぼくみたいな"ナマモノ"はいないらしい
産うまれ落おちたその時ときに彼かれらの時間じかんは止とまり ( 産うまれ落おちたその時ときに僕ぼくらの時間じかんは止とまり )
育そだつことの無ない体からだをキカイに押おし込こんで ( 育そだつことの無ない体からだをキカイに押おし込こんで )
とても短みじかいイノチを"チクタク"と ( とても短みじかいイノチを"チクタク"と )
その小ちいさなカラダに刻きざむんだ ( この小ちいさなカラダに刻きざむんだ )
僕ぼくたちの軋きしむ歌声うたごえが同おなじ音おとに重かさなるたび
ココロに映うつったセカイは形かたちをかえた
歯車はぐるまの隙間すきまをひとつずつ埋うめるように
悲かなしい未来みらいと寂さびしい過去かこを紡つむいでは組くみ立たてた
それは儚はかなく切せつなげな響ひびきで
いつの日ひか近ちかづけるようにと願ねがいを込こめて君きみを呼よぶよ
"カコノミライ"と
僕ぼくが望のぞんだ未来みらいがおそらくは君きみの姿すがたで
ちぐはぐに掛かけ違ちがえた行いき先さきを笑わらい飛とばすんだ
色いろあせた物語ものがたりに違ちがうおしまいがきても
しわくちゃとさびだらけの手てをつないでただ歌うたうんだ
君きみの過去かこも僕ぼくの未来みらいもキカイに飲のみ込こまれたけど
先さきに止とまる僕ぼくはせめて
君きみの言葉ことばもシアワセも守まもってみせるよ
(ずっと ふたりで うたえたら
そんな ゆめは かくしておくよ)
"チクタク"が全すべてのセカイにさ
迷まよい込こんだみたいだねと 他人事たにんごとのように呟つぶやいた
覗のぞいたのはとても小ちいさなふたつのめだま
"チクタク"と軽かるい音おとを立たてて
とても小ちいさなてのひらを僕ぼくにそっと伸のばしたんだ
「トゥリ パ ルオズィ クィユ フィノアユプ スィ ライツィ ナ」
「わからないよ。sorry.君きみは誰だれ?」
「トゥリ パ フ ドゥレ ラスィトゥイ プラエテュレ ディ スィツィ バ」
「わからないよ。sorry...sorry......」
"チクタク"と軋きしむ音おとを立たてて
例たとえるならば"小首こくび"を傾かしげた小ちいさなキカイは背中せなかを向むけた
さび付ついた車輪しゃりんを重おもそうに引ひきずって
ゆがんだ扉とびらを開ひらいて何なにかを取とり出だして振ふり向むいた
それは一冊いっさつの古ふるぼけた絵本えほんで
懐なつかしい物語ものがたりのお姫様ひめさまが色いろあせた笑顔えがおで僕ぼくを見みていた
ページをめくる小ちいさな手てが笑わらう少女しょうじょを指差ゆびさして
覗のぞき込こんだ僕ぼくを見みて同おなじ手てで僕ぼくを指差ゆびさした
首くびを振ふった僕ぼくの手てが笑わらう少年しょうねんを指させば
"チクタク"と音おとを立たてておそらくキカイも微笑ほほえんだ
最初さいしょからそう 僕ぼくはキカイに囲かこまれていて
"チクタク"が全すべてのセカイをさ
疑問ぎもんに思おもうこともなくて 当あたり前まえに幸しあわせだったよ
見みつけたのはとても大おおきなひとつのナニカ
"トクトク"と軽かるい音おとを立たてて
とても大おおきなてのひらで僕ぼくにそっと触ふれたんだ
「ねえ、あなたのおなまえをおしえてよ」
「フ アロイ フェイネ トゥイネスィ オ デュルブ レィエ ニ」
「ねぇ、そのきれいなことばをしりたいの」
「フ アロイ フェイネ トゥイネスィ トゥイネスィ」
"トクトク"と柔やわい音おとを立たてて
例たとえるならば"小首こくび"を傾かしげた大おおきなナニカは言葉ことばをやめた
さび付ついた部品パーツの悲鳴ひめいから逃にげるように
ナニカによく似にた形かたちの並ならんだ型録カタログを差さし出だした
ずっと昔むかしに描えがかれた姿すがたは
いつの日ひか辿たどり着つく未来みらいの予想図よそうずだと誰だれもが信しんじていたのに
ページをめくる大おおきな手てが不思議ふしぎな形かたちをたどって
覗のぞき込こんだ僕ぼくを見みて優やさしげな声こえでささやいた
なぞるように歌うたいだす僕ぼくの声こえが重かさなれば
"トクトク"と音おとを立たてておそらくナニカも微笑ほほえんだ
そうして時ときが経たち
少すこしだけ手てに入いれた事実じじつによると
このセカイに僕ぼくみたいな"ナマモノ"はいないらしい
産うまれ落おちたその時ときに彼かれらの時間じかんは止とまり ( 産うまれ落おちたその時ときに僕ぼくらの時間じかんは止とまり )
育そだつことの無ない体からだをキカイに押おし込こんで ( 育そだつことの無ない体からだをキカイに押おし込こんで )
とても短みじかいイノチを"チクタク"と ( とても短みじかいイノチを"チクタク"と )
その小ちいさなカラダに刻きざむんだ ( この小ちいさなカラダに刻きざむんだ )
僕ぼくたちの軋きしむ歌声うたごえが同おなじ音おとに重かさなるたび
ココロに映うつったセカイは形かたちをかえた
歯車はぐるまの隙間すきまをひとつずつ埋うめるように
悲かなしい未来みらいと寂さびしい過去かこを紡つむいでは組くみ立たてた
それは儚はかなく切せつなげな響ひびきで
いつの日ひか近ちかづけるようにと願ねがいを込こめて君きみを呼よぶよ
"カコノミライ"と
僕ぼくが望のぞんだ未来みらいがおそらくは君きみの姿すがたで
ちぐはぐに掛かけ違ちがえた行いき先さきを笑わらい飛とばすんだ
色いろあせた物語ものがたりに違ちがうおしまいがきても
しわくちゃとさびだらけの手てをつないでただ歌うたうんだ
君きみの過去かこも僕ぼくの未来みらいもキカイに飲のみ込こまれたけど
先さきに止とまる僕ぼくはせめて
君きみの言葉ことばもシアワセも守まもってみせるよ
(ずっと ふたりで うたえたら
そんな ゆめは かくしておくよ)