深ふかき空隙くうげきの望のぞみ
傍かたえに眠ねむる眠ねむる小ちいさき命いのち
追つい悔かいに咲さく花はなは
残酷ざんこくで優美ゆうびな香かおり
その姿すがたは何なにを
誘さそうものか 満みたすものか
それとも自みずから手折たおられる
花はなよ!
解とけぬ憂悶ゆうもんを抱いだき
凛々りりしく芽めぶく芽めぶく小ちいさき命いのち
光陰こういんに生なる夢ゆめは
厳格げんかくで無慈悲むじひな姿すがた
焦こがれるほど遥はるか
触ふれることも 願ねがうことも
交まじわる術すべなど闇やみに消きゆ
花はなよ!
fille ―――――――
再ふたたび出逢であい叶かなうならば
この身みのすべてを――
まどろみ揺ゆれる蕾つぼみ
過酷かこくなる理不尽りふじんに、運命うんめいに、
ああ、運命うんめいに
「Quelle fleur etes-vous ?」
清きよき天上てんじょうの調しらべ
全まったき光ひかり 深ふかき恵めぐみ
かつて待まち人びとは
―――Ma fleur
交まじり合あえぬままに 行いき先さきを
―――Ma fleur
fille ―――――――
再ふたたび君きみが望のぞむならば
この身みのすべてを――
まどろみ揺ゆれる蕾つぼみ
過酷かこくなる理不尽りふじんに、運命うんめいに、
ああ、運命うんめいに
「Quelle fleur etes-vous ?」
深fukaきki空隙kuugekiのno望nozoみmi
傍kataえにeni眠nemuるru眠nemuるru小chiiさきsaki命inochi
追tsui悔kaiにni咲saくku花hanaはha
残酷zankokuでde優美yuubiなna香kaoりri
そのsono姿sugataはha何naniをwo
誘sasoうものかumonoka 満miたすものかtasumonoka
それともsoretomo自mizukaらra手折taoられるrareru
花hanaよyo!
解toけぬkenu憂悶yuumonをwo抱idaきki
凛々ririしくshiku芽meぶくbuku芽meぶくbuku小chiiさきsaki命inochi
光陰kouinにni生naるru夢yumeはha
厳格genkakuでde無慈悲mujihiなna姿sugata
焦koがれるほどgareruhodo遥haruかka
触fuれることもrerukotomo 願negaうこともukotomo
交majiわるwaru術subeなどnado闇yamiにni消kiゆyu
花hanaよyo!
fille ―――――――
再futataびbi出逢deaいi叶kanaうならばunaraba
このkono身miのすべてをnosubetewo――
まどろみmadoromi揺yuれるreru蕾tsubomi
過酷kakokuなるnaru理不尽rifujinにni、運命unmeiにni、
ああaa、運命unmeiにni
「Quelle fleur etes-vous ?」
清kiyoきki天上tenjouのno調shiraべbe
全mattaきki光hikari 深fukaきki恵meguみmi
かつてkatsute待maちchi人bitoはha
―――Ma fleur
交maじりjiri合aえぬままにenumamani 行iきki先sakiをwo
―――Ma fleur
fille ―――――――
再futataびbi君kimiがga望nozoむならばmunaraba
このkono身miのすべてをnosubetewo――
まどろみmadoromi揺yuれるreru蕾tsubomi
過酷kakokuなるnaru理不尽rifujinにni、運命unmeiにni、
ああaa、運命unmeiにni
「Quelle fleur etes-vous ?」