ピーターパン・コンプレックス (甘夏ゆず from バンドじゃないもん!) 歌詞 バンドじゃないもん! ふりがな付

学校がっこう帰がえり ライブハウスに行いく電車でんしゃから
風車ふうしゃ小屋ごやとか 緑色みどりいろの背景はいけい眺ながめてた

丘おかの公園こうえんに 自転車じてんしゃ 登のぼって行いく好すきだから
ピカピカ光ひかる街まちと星ほしと暗くらい池いけ見みてた

夢ゆめの中なかの私わたし 夜よるの空そら泳およいでた
ピーターパンに連つれられて
ドキドキを歌うたうよ 星ほしと妖精ようせいの粉こな 夜空よぞらに輝かがやくの

「太陽たいようみたいに君きみを照てらすから
新あたらしい世界せかいに手てを繋つないで行いこうよ」

大人おとなになれば 大おおきくなれると思おもってたのに
小ちいさくなって このままいなくなっちゃうのかな
笑顔えがおでいればいるほど 私わたしはいつの間まに
迷子まいごになって このままいなくなっちゃうのかな

夢ゆめの中なかの私わたし 夜よるの海うみ泳およいでた
ピーターパンは雲くもの上うえ
うまく進すすめないよ どこに向むかってるのかも
今いまはもうわかんないの

「太陽たいようみたいに君きみを照てらすから」
そう思おもってたけど 私わたしもう無理むりかも

自分じぶんが何なんだかわからなくなって心こころがもやもやしている
モノクロになる東京とうきょうの街まち
雨あめは朝あさになっても止やまないって
大人おとな 子供こども 笑顔えがお 真顔まがお 普通ふつう 異常いじょう 凡人ぼんじん 天才てんさい
どれも本当ほんとうの自分じぶんで 境目さかいめなんてないのにな～
勝手かってに苦くるしむ私わたしはすごく滑稽こっけいでバカみたい
結局けっきょく答こたえは見みつからないまま、私わたし、ピーターパンコンプレックス

本当ほんとうの私わたしは空そらは泳およげないけど
ピーターパンは胸むねの中なか
この先さきには何なにがあるかわからないけど
なるべくまっすぐに
太陽たいようみたいに君きみを照てらすから
つまらない世界せかい、でも手てを繋つないで行いこうよ
太陽たいようみたいに君きみが笑わらったら
あの日ひの私わたしも抱だきしめて夢ゆめの中なか