されど青春 歌詞 野口五郎 ふりがな付

人ひとごみに流ながされて 歩あるくのは
いやですね あなたが かわいそうで
人ひとの世よの しがらみを ふりすてて ああ
いつの日ひか 出でかけましょう どこかへ

地下鉄ちかてつの吊つり皮かわに ぶらさがる
毎日まいにちは くりかえしですね
さよならの ことづけを ともだちに ああ
託たくして 出でかけましょう どこかへ

まわりを気きにして 生いきていくなど
やさしいあなたには むいてはいません

少年しょうねんと少女しょうじょの 頃ころのように
僕ぼくたちは 僕ぼくたちで 行いきましょう
人ひとの世よの しがらみを ふりすてて ああ
いますぐに 出でかけましょう どこかへ

愛あいしても 尽つくしても さよならが
いつしか 忍しのびよる ものですね
青春せいしゅんの かがやきを 追おいかけて ああ
ためいきを つくのですね ひとはみな

装よそおいを身みにつけた そのときに
自分じぶんがみえなく なるのですね
流ながされて 酔よいしれて 胸むねをはり ああ
ふりかえる ことさえも 忘わすれて

まわりを気きにして 生いきていくなど
やさしいあなたには むいてはいません

いまからでは あまりにも 遅おそいですか
想おもい出では 薄うすれて ゆくのですか

青春せいしゅんの かがやきを 追おいかけて ああ
ためいきを つくのですね ひとはみな
青春せいしゅんの かがやきを 追おいかけて ああ
ためいきを つくのですね ひとはみな