細こまかな雨あめが空そらから舞まい降おりる
小ちいさな虫むしの羽はねがちぎれたように
何千何万なんぜんなんまん 水みずの分子ぶんしが重かさなる
深海しんかいで光ひかりを放はなつ魚さかなたち
小ちいさな機械きかいの中なかで踊おどっている
そっとつぶやいた 「わたしアイドルになる」
人間にんげんはなんでも欲ほしがる 人間にんげんはいつも残酷ざんこく
人間にんげんはただの臆病者おくびょうもの 人間にんげんは悲かなしみに暮くれて
人間にんげんは2本ほんの足あしがある 人間にんげんは愛あいを持もつ
ぽっかりと空あいた片目かためには
漆黒しっこくの闇やみが宿やどってる
覗のぞいたらもう最後さいご 欲望よくぼうの蜜みつにまみれるだけ
人間にんげんは2本ほんの足あしがある 人間にんげんは愛あいを持もつ
月つきの明あかりが 海面かいめん照てらし
夜空よぞらも海うみも溶とけ合あって
青あおい世界せかい 嵐あらしのあと
瓦礫がれきの中なかで あなたは…
ステージの前まえへ一歩いっぽずつ進すすむ
雨粒あまつぶがポツリポツリと体からだにあたる
みなさんに話はなさないと いけないことがあります
みなさんのあたたかい気持きもちを 裏切うらぎりました
わたしは好すきな人ひとがいました
わたしは人間にんげんになりたかった
わたしは愛あいを知しりたかった
わたしは言葉ことばをもらった
わたしは歌うたをもらった
わたしは笑顔えがおをもらった
わたしは短みじかかな命いのちをもらった
わたしは愛あいをもらった
愛あいなき世界せかいに舞まい降おりた
青あおい血ちが流ながれる小ちいさな偶像ぐうぞう
嘘うそをついたら鼻はなが伸のび
夢ゆめを見みたらウロコが現あらわる
人ひとは人ひとであることを
いつのまにかやめてしまったの?
愛あいに溢あふれた歌うたをうたった
透すき通とおる肌はだの泡沫ほうまつの人魚にんぎょ
細胞さいぼうに潜ひそむ記憶きおくの跡あと その歌声うたごえが呼よび覚さます
人ひとが人ひとであることは
それだけで愛いとおしいのだから
ゆらゆらと泡沫ほうまつが沸わき上あがり
ガラスのように砕くだけ散ちり
闇やみに包つつまれ雨あめの音おとがして
彼女かのじょの姿すがたは消きえた
ただ愛あいを残のこして
ただ愛あいを残のこして
歌唱かしょうメンバー: 嶋﨑しまさき友莉亜ゆりあ 荒武あらたけ彩音あやね misola 朝空あさそら詩し珠ず紅く 牧野まきの凪なぎ紗さ 和久田わくだ朱里あかり
細komaかなkana雨ameがga空soraからkara舞maいi降oりるriru
小chiiさなsana虫mushiのno羽haneがちぎれたようにgachigiretayouni
何千何万nanzennanman 水mizuのno分子bunshiがga重kasaなるnaru
深海shinkaiでde光hikariをwo放hanaつtsu魚sakanaたちtachi
小chiiさなsana機械kikaiのno中nakaでde踊odoっているtteiru
そっとつぶやいたsottotsubuyaita 「わたしwatashiアイドルaidoruになるninaru」
人間ningenはなんでもhanandemo欲hoしがるshigaru 人間ningenはいつもhaitsumo残酷zankoku
人間ningenはただのhatadano臆病者okubyoumono 人間ningenはha悲kanaしみにshimini暮kuれてrete
人間ningenはha2本honのno足ashiがあるgaaru 人間ningenはha愛aiをwo持moつtsu
ぽっかりとpokkarito空aいたita片目katameにはniha
漆黒shikkokuのno闇yamiがga宿yadoってるtteru
覗nozoいたらもうitaramou最後saigo 欲望yokubouのno蜜mitsuにまみれるだけnimamirerudake
人間ningenはha2本honのno足ashiがあるgaaru 人間ningenはha愛aiをwo持moつtsu
月tsukiのno明aかりがkariga 海面kaimen照teらしrashi
夜空yozoraもmo海umiもmo溶toけke合aってtte
青aoいi世界sekai 嵐arashiのあとnoato
瓦礫garekiのno中nakaでde あなたはanataha…
ステsuteージjiのno前maeへhe一歩ippoずつzutsu進susuむmu
雨粒amatsubuがgaポツリポツリpotsuripotsuriとto体karadaにあたるniataru
みなさんにminasanni話hanaさないとsanaito いけないことがありますikenaikotogaarimasu
みなさんのあたたかいminasannoatatakai気持kimoちをchiwo 裏切uragiりましたrimashita
わたしはwatashiha好suきなkina人hitoがいましたgaimashita
わたしはwatashiha人間ningenになりたかったninaritakatta
わたしはwatashiha愛aiをwo知shiりたかったritakatta
わたしはwatashiha言葉kotobaをもらったwomoratta
わたしはwatashiha歌utaをもらったwomoratta
わたしはwatashiha笑顔egaoをもらったwomoratta
わたしはwatashiha短mijikaかなkana命inochiをもらったwomoratta
わたしはwatashiha愛aiをもらったwomoratta
愛aiなきnaki世界sekaiにni舞maいi降oりたrita
青aoいi血chiがga流nagaれるreru小chiiさなsana偶像guuzou
嘘usoをついたらwotsuitara鼻hanaがga伸noびbi
夢yumeをwo見miたらtaraウロコurokoがga現arawaるru
人hitoはha人hitoであることをdearukotowo
いつのまにかやめてしまったのitsunomanikayameteshimattano?
愛aiにni溢afuれたreta歌utaをうたったwoutatta
透suきki通tooるru肌hadaのno泡沫houmatsuのno人魚ningyo
細胞saibouにni潜hisoむmu記憶kiokuのno跡ato そのsono歌声utagoeがga呼yoびbi覚saますmasu
人hitoがga人hitoであることはdearukotoha
それだけでsoredakede愛itoおしいのだからoshiinodakara
ゆらゆらとyurayurato泡沫houmatsuがga沸waきki上aがりgari
ガラスgarasuのようにnoyouni砕kudaけke散chiりri
闇yamiにni包tsutsuまれmare雨ameのno音otoがしてgashite
彼女kanojoのno姿sugataはha消kiえたeta
ただtada愛aiをwo残nokoしてshite
ただtada愛aiをwo残nokoしてshite
歌唱kasyouメンバmenbaー: 嶋﨑shimasaki友莉亜yuria 荒武aratake彩音ayane misola 朝空asasora詩shi珠zu紅ku 牧野makino凪nagi紗sa 和久田wakuda朱里akari