小さな「出来事」 歌詞 Sugar&Solt ふりがな付

学校がっこうには居場所いばしょない
ノートに書かく。「消きえたい」
パパやママにはいえないの
平和へいわな国くになんてない
灯あかりはつけられない
毎日まいにち涙なみだを流ながしていた

バカ、クズ、シネ
心こころ欠かけて闇やみの底そこへ

生いきてく意味いみが分わからないから
終おわりにしよう「私わたし」を

真まっ逆さかさまに落おちていった
闇やみの暗くらさ手招てまねきする悪魔あくま
天使てんしの顔かおで微笑ほほえみながら
口くちにだすは呪のろいの言葉ことばだけ
頭あたまに残のこる言葉ことばは「死しねよ」の狂気きょうき

教育きょういく委員会いいんかい
白々しらじらしい会見かいけん
(「貴方あなたのため」は自分じぶんのため)
残のこったヤツらの逃にげ口上こうじょう
『うちの子こに限かぎって』
『本人ほんにんに問題もんだいが』
(顔かおから伝つたわる「関かかわるな」)
真実しんじつは闇やみの中なかへと

バカ、クズ、シネ
すべてなかったことになった

どんな叫さけびも誰だれにも届とどかない
とても小ちいさな「出来事できごと」

真まっ逆さかさまに落おちていった
闇やみの暗くらさ手招てまねきする亡者もうじゃ
賢者けんじゃのふりの真面目まじめな顔かおで
口くちにだすは都合つごう良よき事実じじつだけ
頭あたまによぎる言葉ことばは「死しにたい」の四よん文字もじ

どんなに雨あめが強つよくたって
いつか晴はれる雲くも一ひとつなくなる
この世界せかいでまだ生いきたい
死しぬ気きでやってやる!

ノートに書かいた文字もじを消けして
明日あすへ向むかう過去かこを破やぶり捨すてて
翼つばさが生はえ飛とんで行いける
空そらの青あおさ久ひさしぶりの景色けしき
頭あたまに響ひびく言葉ことばは「生いきたい」と「負まけない!」