にわか芝居しばいがひかる親不孝おやふこう通どおり
悪わるいひとに騙だまされたふりをして
容易たやすく気きも漫そぞろに寄より道みちばかり
派手はでに転ころんでみたって痒かゆくもない
花瓶かびんの桃色ももいろが頬ほおをつけば、
水みずやりも意味いみなどないのよ
まっしろなあの雲くも、追おいかけ泳およぐ
今尚いまなお、わたしの美学びがくは決けっして汚よごれない
まっ逆さかさまにおちて夕暮ゆうぐれ馴染なじむ
今尚いまなお、あの日ひの儘まま、そそらるる...
みぎもひだりも慣なれた井いの頭かしら通どおり
しっかり云いうと迷子まいごは慣なれました
挙あげれば飽あくなきから騒さわぎ
教おしえないけれど暴あばかれたい
まっくらな足元あしもと、恐おそれるるなかれ
今更いまさら、わたしは誰だれの悪意あくいも識しらない
まっ逆さかさまにおちて夕暮ゆうぐれ送おくる
今更いまさら、あの日ひを見みて、そそらるる...
小ちいさな空港くうこうの片隅かたすみできれた
電話でんわとライターと、それだけ
まっしろなあの雲くも、追おいかけ泳およぐ
今尚いまなお、わたしの美学びがくは決けっして汚よごれない
まっ逆さかさまにおちて夕暮ゆうぐれ馴染なじむ
今尚いまなお、あの日ひの儘まま、そそらるる...
にわかniwaka芝居shibaiがひかるgahikaru親不孝oyafukou通dooりri
悪waruいひとにihitoni騙damaされたふりをしてsaretafuriwoshite
容易tayasuくku気kiもmo漫sozoろにroni寄yoりri道michiばかりbakari
派手hadeにni転koroんでみたってndemitatte痒kayuくもないkumonai
花瓶kabinのno桃色momoiroがga頬hooをつけばwotsukeba、
水mizuやりもyarimo意味imiなどないのよnadonainoyo
まっしろなあのmasshironaano雲kumo、追oいかけikake泳oyoぐgu
今尚imanao、わたしのwatashino美学bigakuはha決kextuしてshite汚yogoれないrenai
まっmaxtu逆sakaさまにおちてsamaniochite夕暮yuuguれre馴染najiむmu
今尚imanao、あのano日hiのno儘mama、そそらるるsosoraruru...
みぎもひだりもmigimohidarimo慣naれたreta井iのno頭kashira通dooりri
しっかりshikkari云iうとuto迷子maigoはha慣naれましたremashita
挙aげればgereba飽aくなきからkunakikara騒sawaぎgi
教oshiえないけれどenaikeredo暴abaかれたいkaretai
まっくらなmakkurana足元ashimoto、恐osoreるるなかれrurunakare
今更imasara、わたしはwatashiha誰dareのno悪意akuiもmo識shiらないranai
まっmaxtu逆sakaさまにおちてsamaniochite夕暮yuuguれre送okuるru
今更imasara、あのano日hiをwo見miてte、そそらるるsosoraruru...
小chiiさなsana空港kuukouのno片隅katasumiできれたdekireta
電話denwaとtoライタraitaーとto、それだけsoredake
まっしろなあのmasshironaano雲kumo、追oいかけikake泳oyoぐgu
今尚imanao、わたしのwatashino美学bigakuはha決kextuしてshite汚yogoれないrenai
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今尚imanao、あのano日hiのno儘mama、そそらるるsosoraruru...