かえり花 歌詞 Minami(栗林みな実) ふりがな付

ただそばに君きみがいて笑わらっている
それだけでよかったのに、よかったのに…
暗闇くらやみに落おちてゆく

波打なみうつ音おとは遠とおく 絶たえ間まなく光ひかりがあふれた
時ときの狭間はざまに揺ゆれ、記憶きおくと繋つながったまま

出逢であう季節きせつ違ちがったのは道みちに迷まよったせい
夜よの森もり、逸それて 花はなになれず、泣ないていたの
君きみが知しらない世界せかいで…

明日あしたにはこの雲くもが消きえるように祈いのってた
信しんじたい、信しんじたい…
壊こわれそうな願ねがいでも

星ほしの砂すなを歩あるけば 蘇よみがえる、あの日ひの約束やくそく
それは優やさしい夢ゆめ 物語ものがたりこぼれてく…

身体中からだじゅう泣ないていた 想おもいだけ遠とおくへ…
今いまはまだ咲さけない わたしだけの小ちいさな種たね
風かぜになれたなら…

出逢であう季節きせつ違ちがったのは道みちに迷まよったせい
夜よの森もり、逸それて 花はなになれず、泣ないていたの
本当ほんとうはわたしだけみていてほしくて
時ときをこえて、生いき続つづけた白しろい花はな
冷つめたい雪ゆきが降ふる前まえに散ちってゆくの