昔々むかしむかしあるところに
野獣やじゅうの王子おうじがいました。
深ふかい森もりの奥おくで
君きみと出会であいました。
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみの前まえで見みせることはないんだよ。
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみに知しられることが怖こわいんだよ。
いつからか ねぇ 今いま その一歩いっぽを
踏ふみ出だすことすらできずに
怯おびえてんだ。
遥はるか昔むかしのことを
懐なつかしく話はなすしかなくて
君きみが飽あきた頃ころには
冬ふゆがそこまで来きてた
「あなたの顔かおを見みせて」
問といに答こたえられぬ 僕ぼくは
「その手てを ただ 離はなさないでいて」
心こころから全部ぜんぶ 叫さけぶよ
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみの前まえで見みせることはないんだよ。
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみに知しられることが
怖こわいんだよ。
言いわなくちゃね 今いま
胸むねの奥おくで
君きみに伝つたえる言葉ことばを
探さがしてんだ。
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみに知しられることは怖こわいけど
今いまのままじゃ まだ
変かわれないだろう?
心こころから全部ぜんぶ叫さけぶよ
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみの全すべてと 重かさね合あわせんだよ
僕ぼくの全すべてを 僕ぼくの全すべてを
君きみに捧ささげて 生いきていきたいんだよ
偽いつわりのない
この想おもいを 全すべて
これからは君きみの横よこで
歌うたいたいんだ
昔々むかしむかしあるところに
野獣やじゅうの王子おうじがいました。
あの日ひ出会であった場所ばしょで
永遠えいえんを誓ちかいました。
昔々mukashimukashiあるところにarutokoroni
野獣yajuuのno王子oujiがいましたgaimashita。
深fukaいi森moriのno奥okuでde
君kimiとto出会deaいましたimashita。
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiのno前maeでde見miせることはないんだよserukotohanaindayo。
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiにni知shiられることがrarerukotoga怖kowaいんだよindayo。
いつからかitsukaraka ねぇnee 今ima そのsono一歩ippoをwo
踏fuみmi出daすことすらできずにsukotosuradekizuni
怯obiえてんだetenda。
遥haruかka昔mukashiのことをnokotowo
懐natsuかしくkashiku話hanaすしかなくてsushikanakute
君kimiがga飽aきたkita頃koroにはniha
冬fuyuがそこまでgasokomade来kiてたteta
「あなたのanatano顔kaoをwo見miせてsete」
問toいにini答kotaえられぬerarenu 僕bokuはha
「そのsono手teをwo ただtada 離hanaさないでいてsanaideite」
心kokoroからkara全部zenbu 叫sakeぶよbuyo
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiのno前maeでde見miせることはないんだよserukotohanaindayo。
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiにni知shiられることがrarerukotoga
怖kowaいんだよindayo。
言iわなくちゃねwanakuchane 今ima
胸muneのno奥okuでde
君kimiにni伝tsutaえるeru言葉kotobaをwo
探sagaしてんだshitenda。
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiにni知shiられることはrarerukotoha怖kowaいけどikedo
今imaのままじゃnomamaja まだmada
変kaわれないだろうwarenaidarou?
心kokoroからkara全部zenbu叫sakeぶよbuyo
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiのno全subeてとteto 重kasaねne合aわせんだよwasendayo
僕bokuのno全subeてをtewo 僕bokuのno全subeてをtewo
君kimiにni捧sasaげてgete 生iきていきたいんだよkiteikitaindayo
偽itsuwaりのないrinonai
このkono想omoいをiwo 全subeてte
これからはkorekaraha君kimiのno横yokoでde
歌utaいたいんだitainda
昔々mukashimukashiあるところにarutokoroni
野獣yajuuのno王子oujiがいましたgaimashita。
あのano日hi出会deaったtta場所basyoでde
永遠eienをwo誓chikaいましたimashita。