Embers 歌詞 NEVERSTAND ふりがな付

瞬またたく間まに一ひとつ過すぎる景色けしき
憂うれえる瞳ひとみがまた影かげを落おとす
君きみに触ふれた時ときの体温たいおんが
今いまに霞かすんでいく憧憬しょうけいが
忘わすれさせてくれない

この物語ものがたりは誰だれにも読よまれず
置おき去ざりにされて廃すたれていくかな
追憶ついおくに浸ひたる余裕よゆうなんてないまま
あの日ひを歌うたってる

このまま時ときが経たって
忘わすれちゃうくらいの方ほうがさ
幸しあわせだったのに
でも どうしてかな
耳みみを掠かすめてく言葉ことば 消きえなくなっていく

瞬またたく間まに一ひとつ巡めぐる季節きせつ
重かさねていく記憶きおくに意味いみはないな
君きみから感かんじてる後悔こうかいが
見みえなくてもわかる慟哭どうこくが
どうしても離はなれてはくれない

悲かなしい事ことがあれば
忘わすれちゃうくらいの方ほうがさ
幸しあわせだったのに
でも どうしてかな
胸むねを締しめ付つける言葉ことば 消きえなくなっていく

この物語ものがたりは誰だれにも読よまれず
置おき去ざりにされて廃すたれていくかな
心こころの奥おく底そこ 燻くすぶる残のこり火び
未いまだに灯ともって 待まちわびてたんだ
何なにも変かわらずに

このまま時ときが経たって
忘わすれちゃうくらいの方ほうがさ
幸しあわせだったのに
でも どうしてかな
耳みみを掠かすめてく言葉ことば 消きえなくなっていく