祭・祭・祭[MA・TSU・RI] 歌詞 IA&ONE ふりがな付

冷つめたいこの風かぜを切きって 空そらが明あける朝あさが来くる
強つよく太ふとく昇のぼる日ひの丸まる
その小ちいさなときめきが 溢あふれ溢あふれてしまう
焦あせるなまだ焦あせらず構かまえて

日常にちじょうはこの時ときまで 全すべてを忘わすれてみよう
目めの前まえの群衆ぐんしゅうに飲のまれて飲のまれて
くねくねとねじ曲まがる 尻尾しっぽの流ながれを読よんで
必死ひっしに捕つかまえて舞台ぶたいまで

中心ちゅうしんを捉とらえて 意思いしを継ついで 高たからかに GO!
どこまでもどこまでも 心こころ通かよわせて

声こえを寄よせて 透明とうめいな気持きもちで
騒さわぎ果はてよう 仮面かめんを脱ぬいで
君きみは僕ぼくさ 姿すがたを重かさねて
今いまを生いきよう 小ちいさなその手てをとって

全方位ぜんほういに千切ちぎれそうな 軋きしむ辛つらい空気くうきを吸すって
肺はいの中なかまで満みたす自他じた共栄きょうえい
息いきをするノイズ未満みまんの 邪魔じゃまになる全すべてを
払はらい落おとせ 必かならず断たち切きって

激はげしくぶつかり合あって 鋭するどい号笛ごうてき放はなって
それでもなお和わして背負せおって背負せおって
水蒸気すいじょうきに包つつまれて 出口でぐちを彷徨さまよってる
熱気ねっきが空そらへと登のぼってゆく

力ちからを込こめて 風かぜを入いれて 伸のびやかに GO!
いつまでもいつまでも 心こころ通かよわせて

迫せまり来くる背後はいごの影かげ 繋つなぎ目めを諭さとす
距離きょりをゼロに接合せつごうして失速しっそくを許ゆるさない
砕くだかれた鐘かねが鳴なった 幻想げんそうを求もとめて
誰だれもかもいなくなると 錯覚さっかくするほどに

確たしかなものを感かんじて Ah-

声こえに続つづけ 透明とうめいな気持きもちで
叫さけび果はてよう 仮面かめんを脱ぬいで
君きみと僕ぼくは この瞬間しゅんかんの全すべて
今いまを生いきる 小ちいさなこの手てを挙あげて