薔薇の洪水 歌詞 ギリシャラブ ふりがな付

高架下こうかしたの落書らくがきみたいに
価値かちのある歌詞かしを書かきたい
どうかしてる 君きみの手てをとって
大理石だいりせきの床ゆかを滑すべるように走はしる

息いきを切きらす
メノウのように渦巻うずまいた空そらの下した
怖こわいものはない
怪物かいぶつのようなこの愛あい以外いがいには

君きみと落おちていきたいのさ
奈落ならくへ堕落だらくしようよ
夏なつよりも暑あついシーズン
押おし寄よせる薔薇ばらの洪水こうずい

夜明よあけは近ちかい!
太陽たいようよおねがい
どうかぼくらをつかまえないで

市街地しがいちを抜ぬけ
外はずれに住すむ友達ともだちにかくまわれ
暗くらくなればまた駆かけてゆく
獣けものすら追おい越こして

高架下こうかしたの落書らくがきみたいに
価値かちのある歌詞かしを書かきたい
どうかしてる 君きみの手てをとって

もうはなさないで

あまりにも赤あかい太陽たいよう
刺さされて血ちを流ながしたいよ
甘あまい果物くだもののプールに
飛とび込こめば ただの行水ぎょうずい