nude 歌詞 珠鈴 ふりがな付

抱だきしめるのが簡単かんたんになる前まえの二人ふたり
何なにもかも嬉うれしかった
裸はだかになっても裸はだかになれない
この不安ふあんを抱だきしめてよ

二人ふたりで一ひとつというよりは
バラバラのかけら
どこを合あわせても
知しらない世界せかいだったから

広ひろがって行いったそれは音おとの速はやさ
変かわって行いく風かぜ、色いろ、空そら
ある程度ていどのピースが埋うまった時とき
歩あるくスピードが遅おそくなり波なみが消きえてった

抱だきしめるのが簡単かんたんになる前まえの二人ふたり
何なにもかも嬉うれしかった
裸はだかになっても裸はだかになれない
この不安ふあんを抱だきしめてよ

光ひかりをカーテンで遮さえぎって
一日中いちにちじゅう雲くもがかっていた部屋へや
"襲おそってくる夜よるを消けせるから"
っていう願ねがいを聞きいてくれてた

思おもえばよくないことだって気きづいてた
私わたしたちは私わたしたちだけの世界せかい
築きずきあげることだけしていた
ここから離はなれられない だからもっと…

抱だきしめるのが簡単かんたんになる前まえの二人ふたり
何なにもかも嬉うれしかった
裸はだかになっても裸はだかになれない
この不安ふあんを抱だきしめてよ