胡蝶の夢 歌詞 城所葵 ふりがな付

目めの前まえを足早あしばやに駆かけてく鼓動こどう 落陽らくようの赤あか
肩越かたごしに君きみの瞳めが 途切とぎれた瞬間しゅんかん 閃光せんこう花火はなび

あぁ 夢ゆめは 何処どこへ行いったのでしょう
あぁ 人ひとの 刹那せつなの命いのち 泡沫うたかた 夜明よあけは 胡蝶こちょうの夢ゆめ

夕映ゆうばえに幾千いくせんの言霊ことだま 群むれ遊あそぶ 解とき放はなて想おもい彷徨さまよう
彼かの岸きしへ 渡わたす船ふね 燦々さんさん降ふり注そそげ 花吹雪はなふぶき 桜色さくらいろに染そまる

日ひだまりに佇たたずんだ小ちいさな背中せなか 思おもい出だして
もう一度いちど ただ一度いちど 願ねがうそれだけ 咲さかない花はなに

あぁ 笑顔えがお 何処どこへ行いったのでしょう
あぁ 誰だれも 刹那せつなの命いのち かりそめ 夜明よあけは 胡蝶こちょうの夢ゆめ

届とどかない 届とどけたい あの日ひの花はなの香かを
人ひとは皆みな 涙なみだし 生いきる

根ねを張はって 仰あおぎ見みて 険けわしき道みちをゆけ
空そらに咲さく 雄々おおしき 人ひとの夢ゆめ

夕映ゆうばえに幾千いくせんの言霊ことだま 群むれ遊あそぶ 解とき放はなて想おもい彷徨さまよう
彼かの岸きしへ 渡わたす船ふね 燦々さんさん降ふり注そそげ 花吹雪はなふぶき 桜色さくらいろに染そまる

彼かの岸きしへ 渡わたせ 胡蝶こちょうの夢ゆめ