東京模様 歌詞 見田村千晴 ふりがな付

一いち時じの気きの迷まよいと笑わらうだろうか
若気わかげの至いたりと言いい捨すてるだろうか
いいや君きみも気付きづいてるはずだ
離はなした手て 見みつめる夜よるがあるだろう

それなりにもてはやされ
根拠こんきょのない自信じしんが押おし上あげ
無我夢中むがむちゅうだった日々ひびのこと
誰だれにも恥はじる理由りゆうなんてない

終電しゅうでんなくし 早稲田わせだ通どおり 微妙びみょうな距離きょり ふたり歩あるいた
かっこつけたこと言いった 牽制けんせいだったのに君きみは
そうだよなぁ、とはにかんだ

もしもあのとき、とは言いいたくないし
あの頃ころは良よかった、なんて思おもってもない
むしろ込こみ上あげる苦にがみは容赦ようしゃがないけど
say hello 今いまの君きみと話はなしてみたい

多分たぶんそんなに変かわってないんだろう
少すこしずる賢がしこくなったくらいだろう
臆病おくびょうを振ふり払はらう術すべだよ
誰だれにも笑わらう権利けんりなんてない

終電しゅうでんなくし 三茶さんちゃ辺あたり 雨あめがぽつり ひとり歩あるいた
タクシー捕つかまれば乗のろう 明日あしたのため無理むりはやめよう
大事だいじなこと 知しってる

相変あいかわらずの 東京とうきょう模様もよう 思おもわせぶり 君きみと似にてるね
今いまならなんて言いうだろう 結局けっきょく同おなじかもな
終電しゅうでんなくし 早稲田わせだ通どおり 微妙びみょうな距離きょり ふたり歩あるいた
たった10秒びょうのこと 私わたしだけが覚おぼえてる
確たしかな熱ねつ 冷さめない