あいいろ 歌詞 立花綾香 ふりがな付

吐はいた息いきが 朝あさになりたての空そらに
溶とけてゆく
今日きょうが始はじまるその前まえに
少すこしだけ私わたしを愛あいそう

ねえ、10年ねん前まえのわたし
今いまの私わたしは思おもってた未来みらいと違ちがうかな
それでもわたし 今いまが 好すきだ

孤独こどくに飲のまれる日ひは
あいいろのカーテンから揺ゆれる
街まちの灯あかりを 吸すい込こんで

眠ねむれない夜よるだっていい
この空そらは変かわってくれる 必かならず
立たち止どまったっていいさ
この朝あさは味方みかたでいてくれる 必かならず
今日きょうが始はじまるその前まえに
少すこしだけ私わたしを愛あいそう

ねえ、10年ねん後ごのわたし
今いまのわたしはここにいてもいいですか?
間違まちがっているようで 滲にじむ日々ひびよ

ずいぶん色いろあせたこの
あいいろのカーテンには
ベランダからの明日あしたとわたしの今日きょうまでが
何度なんども 染しみ込こんで

疲つかれきった夜よるでもいい
明日あしたを迎むかえたく ないと泣ないていい
そして涙なみだが乾かわくころ
この朝あさは 照てらしてくれる 必かならず
今日きょうが始はじまるその前まえに
少すこしだけ私わたしを愛あいそう
少すこしだけ私わたしを愛あいそう

吐はいた息いきが 朝あさになりたての空そらに
溶とけてゆく
今日きょうが始はじまるその前まえに
少すこしだけ私わたしを愛あいそう