いつもの声こえ 聞きこえた気きがして
不意ふいに立たち止どまった道みちの上うえ
重かさなる影かげ 他愛たあいのない横顔よこがお
雨上あめあがりの匂においが記憶きおくを揺ゆらす
不器用ぶきような「ごめん」 下手へたくそな言いい訳わけ
困こまらせる言葉選ことばえらぶのも得意とくいで
あまのじゃくに何度なんども振ふり回まわされたね
それすらも 愛いとおしいんだよ
だけどね
思おもい出でばかりならべても
あの日ひが戻もどるわけじゃない
わかってる わかってるよ
どうしたらいいの
君きみと見みてた この空そらを一人ひとりで見みるたび
胸むねの奥おくがぎゅっと苦くるしくなる
もう どうしようもなく会あいたくなるよ
見みえないように 仕舞しまっていたはずの想おもいがほら
ぽろっと今日きょうの中なかにこぼれてしまいそうだ
だめだな 君きみがいないと寂さびしいよ
いつもの声こえ 聞きこえなくなってから
二度目にどめの春はるが過すぎていたなんてね
一人ひとりで生いきて行いくのは冬ふゆのようで
それでも少すこしは 強つよくなれたかな
だけどね
胸むねに空あいたこの隙間すきまを
器用きように繕つくろって笑わらうのは
こんなにも 辛つらいのに
強つよさと呼よべるの?
君きみと歩あるいた 赤あかく染そまる坂道一人さかみちひとり
変かわりゆく街まちに息切いきぎれして
置おいてかれてしまいそうになるよ
知しらない場所ばしょに さらってしまってくれたら楽らくなのに
今いまでもそこで 君きみが笑わらってるような気きがして
明日あしたを見みれないの
時間じかんは止とまらない
良よくも悪わるくもそうでしょう?
心こころは張はり裂さけそうなくらい
今いま、君きみに会あいたい
君きみとじゃなきゃ この空そらは青あおく見みえないけど
君きみと見みた鮮あざやかな日々ひびを
涙なみだで曇くもらせたくはないから
君きみと見みてた この空そらを一人ひとりで見みるたびに
胸むねの奥おくがぎゅっと熱あつくなる
ほら前まえを向むいてさ 歩あるいて行いかなきゃ
遠とおく 遠とおく 広ひろがるこの空そらの下したで
二人ふたりのために笑わらっていたいよ 心こころから
どうかな? 君きみも同おなじだといいな
それなら 明日あしたがもっと素敵すてきなんだ
いつものitsumono声koe 聞kiこえたkoeta気kiがしてgashite
不意fuiにni立taちchi止doまったmatta道michiのno上ue
重kasaなるnaru影kage 他愛taaiのないnonai横顔yokogao
雨上ameaがりのgarino匂nioいがiga記憶kiokuをwo揺yuらすrasu
不器用bukiyouなna「ごめんgomen」 下手hetaくそなkusona言iいi訳wake
困komaらせるraseru言葉選kotobaeraぶのもbunomo得意tokuiでde
あまのじゃくにamanojakuni何度nandoもmo振fuりri回mawaされたねsaretane
それすらもsoresuramo 愛itoおしいんだよoshiindayo
だけどねdakedone
思omoいi出deばかりならべてもbakarinarabetemo
あのano日hiがga戻modoるわけじゃないruwakejanai
わかってるwakatteru わかってるよwakatteruyo
どうしたらいいのdoushitaraiino
君kimiとto見miてたteta このkono空soraをwo一人hitoriでde見miるたびrutabi
胸muneのno奥okuがぎゅっとgagyutto苦kuruしくなるshikunaru
もうmou どうしようもなくdoushiyoumonaku会aいたくなるよitakunaruyo
見miえないようにenaiyouni 仕舞shimaっていたはずのtteitahazuno想omoいがほらigahora
ぽろっとporotto今日kyouのno中nakaにこぼれてしまいそうだnikoboreteshimaisouda
だめだなdamedana 君kimiがいないとgainaito寂sabiしいよshiiyo
いつものitsumono声koe 聞kiこえなくなってからkoenakunattekara
二度目nidomeのno春haruがga過suぎていたなんてねgiteitanantene
一人hitoriでde生iきてkite行iくのはkunoha冬fuyuのようでnoyoude
それでもsoredemo少sukoしはshiha 強tsuyoくなれたかなkunaretakana
だけどねdakedone
胸muneにni空aいたこのitakono隙間sukimaをwo
器用kiyouにni繕tsukuroってtte笑waraうのはunoha
こんなにもkonnanimo 辛tsuraいのにinoni
強tsuyoさとsato呼yoべるのberuno?
君kimiとto歩aruいたita 赤akaくku染soまるmaru坂道一人sakamichihitori
変kaわりゆくwariyuku街machiにni息切ikigiれしてreshite
置oいてかれてしまいそうになるよitekareteshimaisouninaruyo
知shiらないranai場所basyoにni さらってしまってくれたらsaratteshimattekuretara楽rakuなのにnanoni
今imaでもそこでdemosokode 君kimiがga笑waraってるようなtteruyouna気kiがしてgashite
明日ashitaをwo見miれないのrenaino
時間jikanはha止toまらないmaranai
良yoくもkumo悪waruくもそうでしょうkumosoudesyou?
心kokoroはha張haりri裂saけそうなくらいkesounakurai
今ima、君kimiにni会aいたいitai
君kimiとじゃなきゃtojanakya このkono空soraはha青aoくku見miえないけどenaikedo
君kimiとto見miたta鮮azaやかなyakana日々hibiをwo
涙namidaでde曇kumoらせたくはないからrasetakuhanaikara
君kimiとto見miてたteta このkono空soraをwo一人hitoriでde見miるたびにrutabini
胸muneのno奥okuがぎゅっとgagyutto熱atsuくなるkunaru
ほらhora前maeをwo向muいてさitesa 歩aruいてite行iかなきゃkanakya
遠tooくku 遠tooくku 広hiroがるこのgarukono空soraのno下shitaでde
二人futariのためにnotameni笑waraっていたいよtteitaiyo 心kokoroからkara
どうかなdoukana? 君kimiもmo同onaじだといいなjidatoiina
それならsorenara 明日ashitaがもっとgamotto素敵sutekiなんだnanda