赤く染まる日々 歌詞 まなつ ふりがな付

一ひとつ二ふたつと重かさなって
いつの間まに見みえなくなった
空そらの青あおに 目めを閉とじやり過すごす

騙だまし騙だましで連つらなって
いつの間まに冷つめたくなった
物語ものがたりは今いまどの辺あたりだ

泥どろだらけの歌うた
真似まねた映画えいが 煙草たばこ
馬鹿ばかみたいに眺ながめた夕焼ゆうやけ
愛いとおしく残のこる 下手へたな鼻歌はなうたが
あの頃ころ すべてだった

一ひとつ一ひとつと流ながれてく
いつの間まに見みえなくなった
空そらの青あおに目めを閉とじやり過すごす

騙だまし騙だましで連つらなって
いつの間まに見みえなくなった
物語ものがたりはそれでも続つづいてゆく

どっかに忘わすれてくんなら
無なかったことも一緒いっしょだろ
まっさらなノートに書かき殴なぐっていた
言葉ことばの隅すみの隅すみまで
あーでもないこーでもない言いい合あっていた
それでも季節きせつは移うつり変かわってく
僕ぼくらだって変かわってくんだ
今いまにも消きえそうな火ひを繋つないでゆく
奥歯おくばの奥おくの方ほうから
飲のみ込こめない言葉ことばを叫さけんでいるんだ

本当ほんとうの事ことは いつも簡単かんたんな事ことばっかだ
本当ほんとうはもっといけるて事ことも本当ほんとうだ

呆あきれるほどに描えがいた
真まっ白しろなこの道みちを行いくんだよ
分わかっているんだよ
震ふるえる胸むねで走はしってく
真まっ赤かに染そまる日々ひびを見みている
いつだってそうだろ 今いまだってそうだよ
「忘わすれないで」叫さけんでいる
涙なみだが出でるくらい笑わらえる暮くらし
そのすべてが 光ひかっているんだよ

あの頃ころなにを欲ほしがった
なにを夢見ゆめみて眠ねむったんだろう
わからなくなってもまだ
なにもかも塗ぬりつぶした
ロックンロールがずっと鳴なっているんだよ

本当ほんとうの事ことは いつも簡単かんたんな事ことばっかだ
本当ほんとうはもっといけるて事ことも知しってる

呆あきれるほどに描えがいた
真まっ白しろなこの道みちを行いくんだよ
分わかっているんだよ ずっと分わかっているんだよ
震ふるえる胸むねで走はしってく
真まっ赤かに染そまる日々ひびを見みている
いつだってそうだろ 今いまだってそうだよ
「忘わすれないで」叫さけんでいる
涙なみだが出でるくらい笑わらえる暮くらし
そのすべてが 今いますべてが 光ひかっているんだよ