濫觴永遠 歌詞 妖精帝國 ふりがな付

賢者けんじゃの嘆なげきに乙女おとめの祈いのりを
平和へいわの羽撃はばたき神話しんわの Paradiesパラディス
賢者けんじゃの裁さばきに乙女おとめの命いのちを
悪魔あくまの囁ささやき寓話ぐうわの villainiesヴィラニーズ

《祝福しゅくふくされた人々ひとびとが死後しご向むかうと言いう楽園らくえん。
オケアノスの西にしの果はての岸辺きしべにあると言いうその島しまの正確せいかくな場所ばしょを未いまだ誰だれも知しらない。》

瞳ひとみ閉とじて耳みみを塞ふさいで息いきを殺ころして知しらないふり
した筈はずの嘆なげきが羽撃はばたき楽園らくえんへと舞まい降おりる

濫觴らんしょう永遠あいおん

激はげしく畝うねる清きよらな祈いのり狂くるい裂さく音おと
濫觴らんしょう永遠あいおん

濫觴らんしょう 濫觴らんしょう 響きょう 濫觴らんしょう永遠あいおん

《その門もんを前まえに人ひとは一切いっさいの望のぞみを捨すてる。
終おわることのない永遠えいえんの苦患くげん。滅亡めつぼうの民たみ。門もんを前まえに感かんじる深ふかい絶望ぜつぼうもまた一ひとつの罰ばつである。》

幾度いくど此この場所ばしょから離はなれて罪つみの跡あとを踏ふみ消けしても
自分じぶんを映うつす自分じぶんを騙だませずいつまでも逃にげられない

濫觴らんしょう永遠あいおん

現世げんせを繋つなぐ幼おさなき命いのち静寂せいじゃく狂騒きょうそう
濫觴らんしょう永遠あいおん

濫觴らんしょう 濫觴らんしょう 響きょう 濫觴らんしょう永遠あいおん

両手りょうてに錠じょうを両目りょうめに枷かせを狂騒きょうそうを封ふうじて
言葉ことばを全すべて吐はき尽つくしても紡つむぎだせない声こえにならない

響きょう 濫觴らんしょう 濫觴らんしょう 響きょう 濫觴らんしょう永遠あいおん
響きょう 濫觴らんしょう 濫觴らんしょう 響きょう 濫觴らんしょう永遠あいおん