シルエット 歌詞 中野拓哉 ふりがな付

夕日ゆうひを背中せなかに 坂道さかみちおりる シルエット
長ながい黒くろ髪かみ ひきつれた影絵かげえも
あのシルエット 君きみのものだと
俺おれは思おもわず 街角まちかどに 姿すがたかくした
霜しもの混まじった この髪かみと 疲つかれた顔かおを
君きみに見みせるの 嫌いやだったから
今いまでも 君きみが愛いとおしく 切せつなくて

日本にほんのどこにも 俺おれ達たちの明日あす 探さがせずに
溺おぼれもがいた 二人ふたりの思おもい出では
セピア色いろした 昔むかしの二人ふたり
楽たのしかった あの頃ころの 君きみの微笑ほほえみ
こみあげてくる 熱あついもの 抑おさえられずに
君きみを想おもって 心こころないてる
今いまでも 君きみが愛いとおしく 切せつなくて

あの白黒しろくろの 君きみのない 日々ひびにもどるの
苦くるしいけれど 悲かなしみの 心こころ抑おさえて
「アディオス」と言いって 気取きどってみるさ
今いまでも 君きみが愛いとおしく 切せつなくて