フォトグラフ 歌詞 VintageAmps ふりがな付

モノクロとカラーの隙間すきまで
ファインダーの中なか 見みつめ合あい
晴はれ空ぞらのパノラマだけは
誰だれにも触ふれさせないように

不意ふいに珍めずらしく
「花はなはまた咲さくよ」
なんて言いって
触ふれる手ては離はなれて
こんな日ひさえ 晴はれ呼よぶ背中せなか

何なにかを忘わすれようとして
口くちずさんだ歌うたは少すこし
痛いたむ傷きずに滲しみたのに
なんてないように見みせた

モノクロとカラーの隙間すきまで
ファインダーの中なか 見みつめ合あい
写うつしたいものだけ選えらんでは
捉とらえる瞬間しゅんかん 時ときを止とめた

その日ひ暮くらしの
孤独こどくをアクリルに囲かこって
空からっぽの相槌あいづち
本当ほんとうは気きづいていたんでしょ?

この上うえない優やさしさは
代かえがたいほど心地ここちよかった
応こたえられない「答こたえ」は
「手放てばなす」ことを選えらんだ

モノクロとカラーの隙間すきまで
ファインダーの中なか 見みつめ合あい
写うつしたいものだけ選えらんでは
捉とらえる瞬間しゅんかん 時ときを止とめた

花ばなはまた咲さくよ
懐なつかしい歌うたにのせて

「花はなはまた咲さくよ」
例たとえそれが違ちがう場所ばしょだとしても
晴はれ空ぞらのパノラマだけは
二に度どと戻もどれないけど

モノクロとカラーの隙間すきまに
写真しゃしんは全部ぜんぶ置おいてきた
晴はれ空ぞらのパノラマだけは
誰だれにも触ふれさせないように