よみ:つぎはぎさんどく
ツギハギ惨毒 歌詞
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マチゲリータP feat. 初音ミク
- 2010.2.21 リリース
- 作詞
- マチゲリータP
- 作曲
- マチゲリータP
友情
感動
恋愛
元気
結果
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糸いとを手繰たぐり寄よせ錆さびた針はりの穴あなに通とおす。
擦こすれる音おとが 耳みみに障さわります。
思おもい出での詰つまった草臥くたびれた布ぬのと
額縁がくぶちの中なか (で)二人ふたりきり 痩やせこけた顔かお。
悲かなしいから抱かかえていた
お人形にんぎょうさんは壊こわれて
腕うでが取とれてお目々めめがない
お母様かあさま、継つぎ接はぎで 継つぎ接はぎ合あわせで
合あわせて直なおしてくれませんか? 直なおしてよ!
ひとりぼっちの部屋へやの中なか お人形にんぎょうさんとお喋しゃべり。
まったくあんたは愛想あいそが悪わるくて笑わらわない子こだねぇ 愛想あいそが悪わるくて笑わらわない子こだね
ってお母かあさんが言いうの。 お母かあさんが言いうの。
一人ひとり寂さびしいお夕食ゆうしょく お人形にんぎょうさんと食たべるの。
冷さめたひとかけのパンと トマトのスープに映うつる私わたしのお顔かお。
(置おき去ざりにされた愛情あいじょうは気きづけばもうそこには無なくて
嘘うそ造づくりに溺おぼれた女おんなはやがて大切たいせつな物ものを忘わすれた
溺おぼれた末すえに見みえた物ものすら見みつける事ことが出来できない。)
小ちいさくうう、う、う歌うたう 小ちいさく歌うたう
ららら の、 こ、声こえは。 らららの声こえは。
つ、冷つめたい部へ、や屋やに 冷つめたい部屋へやに
少々しょうしょう、すこ、しだけ響ひびいて 少すこしだけ響ひびいて
中央ちゅうおうに座すわっています まんなかに座すわる
私わたしの頭上ずじょうで消きえました! 私わたしの頭上ずじょうで消きえた!
寂さびしい音おと? 寂さびしいね?
寂さびしい夜よる。 寂さびしいよ。
どこもかしこも腐くさってゆく
(それは所謂いわゆる、果実かじつや動物どうぶつの死骸しがいの腐敗ふはい現象げんしょうのように。
嫌悪感けんおかんを覚おぼえる異臭いしゅうを放はなちながら。)
ひとりぼっちの部屋へやの中なか お人形にんぎょうさんとお喋しゃべり。
「貴女あなたは悪わるい子こなんかじゃないから」
ってお人形にんぎょうさんが言いうの。
一人ひとり寂さびしいお夕食ゆうしょく お人形にんぎょうさんと食たべるの。
冷さめたひとかけの大おおきなお肉にくと赤黒あかぐろいゼリィー
いつかの絵本えほんの中なかでは 楽たのしそうに笑わらう家族かぞく(の姿すがた)。
魔法まほうの世界せかいと私わたしの世界せかいは こんなにもちがうの
「そして彼女かのじょは右みぎ手てに握にぎった寂さびしさに 右手みぎてににぎった寂さびしさに
「在あるだけ」の愛あいを詰つめ込こんだ 在あるだけの愛あいを詰つめ込こむ
気きづけば時間じかんが過すぎたようだ。 静しずかな
静しずかな部屋へやの「其処そこ」には 其処そこには
ひとかけの母ははが皿さらに乗のり ひとかけの母ははが皿さらに乗のり
こちらを見みつめて こちらを見みつめて。
何なにかを訴うったえていた。」
擦こすれる音おとが 耳みみに障さわります。
思おもい出での詰つまった草臥くたびれた布ぬのと
額縁がくぶちの中なか (で)二人ふたりきり 痩やせこけた顔かお。
悲かなしいから抱かかえていた
お人形にんぎょうさんは壊こわれて
腕うでが取とれてお目々めめがない
お母様かあさま、継つぎ接はぎで 継つぎ接はぎ合あわせで
合あわせて直なおしてくれませんか? 直なおしてよ!
ひとりぼっちの部屋へやの中なか お人形にんぎょうさんとお喋しゃべり。
まったくあんたは愛想あいそが悪わるくて笑わらわない子こだねぇ 愛想あいそが悪わるくて笑わらわない子こだね
ってお母かあさんが言いうの。 お母かあさんが言いうの。
一人ひとり寂さびしいお夕食ゆうしょく お人形にんぎょうさんと食たべるの。
冷さめたひとかけのパンと トマトのスープに映うつる私わたしのお顔かお。
(置おき去ざりにされた愛情あいじょうは気きづけばもうそこには無なくて
嘘うそ造づくりに溺おぼれた女おんなはやがて大切たいせつな物ものを忘わすれた
溺おぼれた末すえに見みえた物ものすら見みつける事ことが出来できない。)
小ちいさくうう、う、う歌うたう 小ちいさく歌うたう
ららら の、 こ、声こえは。 らららの声こえは。
つ、冷つめたい部へ、や屋やに 冷つめたい部屋へやに
少々しょうしょう、すこ、しだけ響ひびいて 少すこしだけ響ひびいて
中央ちゅうおうに座すわっています まんなかに座すわる
私わたしの頭上ずじょうで消きえました! 私わたしの頭上ずじょうで消きえた!
寂さびしい音おと? 寂さびしいね?
寂さびしい夜よる。 寂さびしいよ。
どこもかしこも腐くさってゆく
(それは所謂いわゆる、果実かじつや動物どうぶつの死骸しがいの腐敗ふはい現象げんしょうのように。
嫌悪感けんおかんを覚おぼえる異臭いしゅうを放はなちながら。)
ひとりぼっちの部屋へやの中なか お人形にんぎょうさんとお喋しゃべり。
「貴女あなたは悪わるい子こなんかじゃないから」
ってお人形にんぎょうさんが言いうの。
一人ひとり寂さびしいお夕食ゆうしょく お人形にんぎょうさんと食たべるの。
冷さめたひとかけの大おおきなお肉にくと赤黒あかぐろいゼリィー
いつかの絵本えほんの中なかでは 楽たのしそうに笑わらう家族かぞく(の姿すがた)。
魔法まほうの世界せかいと私わたしの世界せかいは こんなにもちがうの
「そして彼女かのじょは右みぎ手てに握にぎった寂さびしさに 右手みぎてににぎった寂さびしさに
「在あるだけ」の愛あいを詰つめ込こんだ 在あるだけの愛あいを詰つめ込こむ
気きづけば時間じかんが過すぎたようだ。 静しずかな
静しずかな部屋へやの「其処そこ」には 其処そこには
ひとかけの母ははが皿さらに乗のり ひとかけの母ははが皿さらに乗のり
こちらを見みつめて こちらを見みつめて。
何なにかを訴うったえていた。」