雨のち晴れ 歌詞 高橋十一 feat. 初音ミク ふりがな付

空そらを見上みあげれば
こゝろころの片隅かたすみに 放ほっておいたはずのあなたの匂においがする

紅蓮ぐれんの花束はなたばはついに儚はかなく散ちって 想おもい出でだけが風かぜを浴あびる
そろそろもういっか

とうとうたどり着ついた 今日きょうに待まちぼうけ

グッバイ
約束ちぎりが死しんだと知しったとき 姿すがただけは残のこした足跡あしあとを
ただ見みつめてたあの時ときと同おなじ 哀かなしげな雨あめのち晴はれ
そもそも最初さいしょに始はじまってなければ 哀かなしむ必要ひつようなどないのにさ
次々つぎつぎと押おし寄よせる毎日まいにちに 抗あらがえないこの僕ぼくを
許ゆるして

雨あめが好すきだった ここにいるはずのない
あなたの声こえをかき消けしてくれそうな気きがして
もし 忘わすれられたならきっと楽らくだろうけど

それはそれでなんか寂さびしいや

明日あした命いのちが終おわると知しったとき 最後さいごにどの言葉ことばを叫さけぼうか?
いつまでも思おもいつかないせいで 結局けっきょく明日あしたも生いきる
グッバイ
最初さいしょに始はじまってなければ 哀かなしむ必要ひつようなどないのにさ
いくら洗あらったって落おちないこの呪のろいを
解といて

あなたを愛あいすのは罪悪ざいあくか 幸しあわせを願ねがうのは傲慢ごうまんか
息いき絶たえた胸板むないたに種たねをまく 願ねがうのはただただ自由じゆう
グッバイ今いまのあなたが憎にくいわけじゃない 息いきのない約束やくそくが怖こわいだけ
止とまりかけた歯車はぐるまに油あぶら差さして待まつ

グッバイ
約束ちぎりが死しんだと知しったとき 目めを瞑つぶって確たしかに飲のみ込こんだ
それを吐はき出だしそうにさせてくる 憎にくらしい雨あめのち晴はれ
明日あした世界せかいが終おわると知しったなら 最後さいごにどの言葉ことばを選えらぼうか?
次々つぎつぎと押おし寄よせる毎日まいにちに 抗あらがえないこの僕ぼくを
許ゆるして