八月よ、透過して 歌詞 Laika feat. IA ふりがな付

心こころの淡あわい感情かんじょうと 夏なつの匂においにつられて
何なにもないこんな世界せかいから 君きみを連つれて逃避行とうひこうした
自転車じてんしゃで風かぜを切きって 八はち月がつの風かぜを感かんじる
思おもい出では思おもい出でのままだ

愛あいした人ひと 想おもうように ただ空そらを眺ながめてる
失うしなったものがすべてって わけじゃないけど
心こころの声こえ 殺ころしてきた もう迷まようことはないだろ
最後さいごの夏なつが終おわってしまう前まえに

君きみを想おもって歌うたった この歌うたはあの空そらより透明とうめいだ
心こころが痛いたいのは 夏なつの風かぜが思おもい出でを運はこぶから
君きみの声こえも 僕ぼくの影かげも 行方不明ゆくえふめいになって
あの夏なつに消きえていく

生いきる意味いみだとかそんなもの ないからこんな歌うたを歌うたう
僕ぼくらは常つねに追おわれている 思おもい出でだとか 将来しょうらいだとか
期待きたいだとか 信用しんようだとか 友情ゆうじょうだとか 青春せいしゅんだとか
空そらの青あおさや 君きみの笑顔えがおも もう届とどかないようで

夏なつの暮くれに 飛行機雲ひこうきぐも ただ空そらを眺ながめてる
君きみのそばに居いられるだけで それだけでよかった
心こころの声こえ 伝つたえられずに 何なにも言いわずに去さっていくんだね

最後さいごの夏なつも、もう終おわってしまった

君きみを想おもって叫さけんだ この歌うたはあの夏なつより透明とうめいだ
心こころが苦くるしいのは あの頃ころから何なにも変かわれてないから
思おもい出ですら 薄うすれていく 何なにも残のこらなくて

もう失なくさずに もう忘わすれずに ただ前まえを向むいて 生いきていたい
誰だれかに優やさしくしたい 美うつくしいものが見みたい
空そらの青あおさや 日々ひびの事象じしょうが 当あたり前まえな幸しあわせを知しりたい
君きみの心こころを知しりたい。