いつの間まにか私わたしの中なかのずっと奥おくにそれはあって
空そらの青あおより夕暮ゆうぐれの赤あかより当あたり前まえになっていたの
瞬まばたきさえ忘わすれるほどに 街まちの音おとも聞きこえないほど
大丈夫だいじょうぶだよ 届とどかないのは知しってる
ただずっと見みつめていたい
君きみの隣となりで笑わらっているあの人ひとにはなれないや
どうしたらいい?わかんないよ
ただ痛いたいの
だからこれ以上いじょう
君きみに惹ひかれないようにぎゅっと目めを閉とじて
耳みみを塞ふさいで蹲うずくまっていた
私わたしの身体中からだじゅう 流ながれる赤あかい熱ねつは脈みゃくをまだ止とめないまま
今いまにも張はり裂さけてしまいそうなほど
燃もえそうなほど
狂くるいそうになる
だからお願ねがいよ ねぇ
もしも君きみが気付きづいたなら困こまり顔がおでもいいから笑わらって見みせて
君きみをまだ知しらないあの人ひとがいて
あの人ひとをまだ知しらない君きみがいたとして
どうか出会であわないで惹ひかれ合あわないで
そんなこと夢見ゆめみて酷ひどく惨みじめになる
こんな私わたしはもう嫌いやだ 大嫌だいきらいだ
ただ恋こいしてるだけなのに
君きみの傍そばに少すこし居いさせて
声こえを聞きかせて
それだけでよかったのに
君きみのせいじゃないからそんな顔かおしないで
きっともう少すこしで泣なき止やむから
言葉ことばにしてしまった恋こいはあまりにも頼たよりなくて
ほら届とどかなくて
もう惹ひかれないように目めを閉とじたって
耳みみを塞ふさいだってどうしようもなくて
もう戻もどれないからそんな顔かおしないで
あの人ひとへの半分はんぶんでいいから
嘘うそでもいいの 笑わらって見みせてよ
きっとそれだけで今いまだけ笑わらえるから
いつのitsuno間maにかnika私watashiのno中nakaのずっとnozutto奥okuにそれはあってnisorehaatte
空soraのno青aoよりyori夕暮yuuguれのreno赤akaよりyori当aたりtari前maeになっていたのninatteitano
瞬mabataきさえkisae忘wasuれるほどにreruhodoni 街machiのno音otoもmo聞kiこえないほどkoenaihodo
大丈夫daijoubuだよdayo 届todoかないのはkanainoha知shiってるtteru
ただずっとtadazutto見miつめていたいtsumeteitai
君kimiのno隣tonariでde笑waraっているあのtteiruano人hitoにはなれないやnihanarenaiya
どうしたらいいdoushitaraii?わかんないよwakannaiyo
ただtada痛itaいのino
だからこれdakarakore以上ijou
君kimiにni惹hiかれないようにぎゅっとkarenaiyounigyutto目meをwo閉toじてjite
耳mimiをwo塞fusaいでide蹲uzukumaっていたtteita
私watashiのno身体中karadajuu 流nagaれるreru赤akaいi熱netsuはha脈myakuをまだwomada止toめないままmenaimama
今imaにもnimo張haりri裂saけてしまいそうなほどketeshimaisounahodo
燃moえそうなほどesounahodo
狂kuruいそうになるisouninaru
だからおdakarao願negaいよiyo ねぇnee
もしもmoshimo君kimiがga気付kiduいたならitanara困komaりri顔gaoでもいいからdemoiikara笑waraってtte見miせてsete
君kimiをまだwomada知shiらないあのranaiano人hitoがいてgaite
あのano人hitoをまだwomada知shiらないranai君kimiがいたとしてgaitatoshite
どうかdouka出会deaわないでwanaide惹hiかれkare合aわないでwanaide
そんなことsonnakoto夢見yumemiてte酷hidoくku惨mijiめになるmeninaru
こんなkonna私watashiはもうhamou嫌iyaだda 大嫌daikiraいだida
ただtada恋koiしてるだけなのにshiterudakenanoni
君kimiのno傍sobaにni少sukoしshi居iさせてsasete
声koeをwo聞kiかせてkasete
それだけでよかったのにsoredakedeyokattanoni
君kimiのせいじゃないからそんなnoseijanaikarasonna顔kaoしないでshinaide
きっともうkittomou少sukoしでshide泣naきki止yaむからmukara
言葉kotobaにしてしまったnishiteshimatta恋koiはあまりにもhaamarinimo頼tayoりなくてrinakute
ほらhora届todoかなくてkanakute
もうmou惹hiかれないようにkarenaiyouni目meをwo閉toじたってjitatte
耳mimiをwo塞fusaいだってどうしようもなくてidattedoushiyoumonakute
もうmou戻modoれないからそんなrenaikarasonna顔kaoしないでshinaide
あのano人hitoへのheno半分hanbunでいいからdeiikara
嘘usoでもいいのdemoiino 笑waraってtte見miせてよseteyo
きっとそれだけでkittosoredakede今imaだけdake笑waraえるからerukara