星女よ 歌詞 伊藤浩 ふりがな付

星ほし女びとよ あなたに
願ねがい込こめたら
時ときは戻もどるだろうか

悲かなしみの深ふかさを
照てらすだけなら
夜よるは来こないほうが だれも安やすらぐ

夜明よあけの前まえに
消きえかかる愛あいの火ひをあたためて

春はるのぬくもりより熱あつく
もう一度いちど 抱だいておくれよ
心こころのままの素顔すがおで
あの水鳥みずどりのように

星ほし女びとよ あなたと
夢ゆめのあやまち
いやす夜よるがあれば 俺おれは眠ねむれる

草原そうげんに佇たち
黒くろ髪かみをこのほほに香かぐわせて

冬ふゆの山茶花さざんかより甘あまく
口唇くちびるをあてておくれよ
流りゅう星せいの下した 今いますぐ
その涙なみだ染そめながら

踊おどるカシオペアにそっと
明日あしたを映うつしておくれよ
星ほし女びとよ ただ やさしく
この北きたの湖みずうみで