サレンド 歌詞 由末イリ feat. v flower ふりがな付

「天使てんしみたいだ」ったそうだ。
僕ぼくは別べつに綺麗きれいじゃないのに
演えんじてるのか問とわれても
本当ほんとうの僕ぼくが分わからないんだよ

「なんか、大体だいたい」
羽はねだって煤すす塗まみれなのに
散々さんざん色いろ塗ぬった仮面かめん外はずせずに
泣なきたい 泣なきたい 泣なきたい
泣なきたいのに笑顔えがお繕つくろった
僕ぼくは今日きょうでさ

サレンダー 繰くり返かえす日々ひびに
飽あき飽あきしたこの世界せかいに
サレンダー 白旗しろはたをあげて
涙なみだとか流ながしたい夜よる
きらきらきらきらしている
僕ぼくの声こえが混まざる微熱びねつ
白しら 白しら 白しらみだしている
朝あさに背中せなか向むけて
落おちていく夜よるの底そこ

「天使てんしみたいだ」ったせいで
羽はねの汚よごれにずっと囚とらわれて
電波でんぱ繋つないで待まち惚ぼうけ
何なにも為なさず愛あいされたいとかさ

「嘘うそだ、大体だいたい」
沈しずむように浴槽よくそうに浸つかり
つまらない くだらない
あぁ 自分じぶんの心しん内ない洗あらい流ながせずに
回想かいそうしてる今日きょうも別べつに
変かわり映ばえは無ないと思おもうけど
それは幸しあわせ

サレンダー 繰くり返かえす日々ひびに
飽あき飽あきしたこの世界せかいに
サレンダー 白旗しろはたをあげて
涙なみだとか流ながしたい夜よる
きらきらきらきらしている
僕ぼくの声こえが混まざる微熱びねつ
白しろ 白しろ 白しろみだしている
朝あさに背中せなか向むけて
落おちていく夜よるの底そこ

発露はつろした思おもいが稜線りょうせんを
駆かけ巡めぐり透すける温ぬるい熱ねつが
白しろく照てらされる標識ひょうしき
反射はんしゃして粒つぶになって
溶とけてゆく
「覚悟かくごしたはずだろ」何なんにも
傷きずつけず逃にげる術すべは無ないよ
僕ぼくは一いち羽わ群むれから逸はぐれて
堕おちて行いった。