田舎いなかの山やまを下くだって
港みなとの見みえる丘おかまで
窓まどの外そとの青空あおぞらは
隠かくしても眩まぶしかった
ただいまとドアを開あけ
床ゆかたたくマシュマロが
お互たがい気きが向むいた時ときに
なついたりほころんだり
聞きこえないはずなのに
聞きこえた気きがするような
日差ひざしの中なかで声こえのかぎりを聞きかせてほしい
猿さるになっても 雉きじになっても
きっとわかるから
さびしむし楽たのしむし
腹はらに乗のる膝ひざに乗のる
風呂ふろのふたに寝ねそべる
心こころの中なか 猫ねこが居いる
寒さむい足指あしゆび先さきに
さわった気きがするような
光ひかりの中なかできみの鳴なき声ごえ聞きかせてほしい
いつになっても 灰はいになっても
きっとわかるから
まだ枯かれそうもない恋こいしさに返事へんじしてほしい
ニャーでいいから それでいいから
返事へんじしてほしい
田舎inakaのno山yamaをwo下kudaってtte
港minatoのno見miえるeru丘okaまでmade
窓madoのno外sotoのno青空aozoraはha
隠kakuしてもshitemo眩mabuしかったshikatta
ただいまとtadaimatoドアdoaをwo開aけke
床yukaたたくtatakuマシュマロmasyumaroがga
おo互tagaいi気kiがga向muいたita時tokiにni
なついたりほころんだりnatsuitarihokorondari
聞kiこえないはずなのにkoenaihazunanoni
聞kiこえたkoeta気kiがするようなgasuruyouna
日差hizaしのshino中nakaでde声koeのかぎりをnokagiriwo聞kiかせてほしいkasetehoshii
猿saruになってもninattemo 雉kijiになってもninattemo
きっとわかるからkittowakarukara
さびしむしsabishimushi楽tanoしむしshimushi
腹haraにni乗noるru膝hizaにni乗noるru
風呂furoのふたにnofutani寝neそべるsoberu
心kokoroのno中naka 猫nekoがga居iるru
寒samuいi足指ashiyubi先sakiにni
さわったsawatta気kiがするようなgasuruyouna
光hikariのno中nakaできみのdekimino鳴naきki声goe聞kiかせてほしいkasetehoshii
いつになってもitsuninattemo 灰haiになってもninattemo
きっとわかるからkittowakarukara
まだmada枯kaれそうもないresoumonai恋koiしさにshisani返事henjiしてほしいshitehoshii
ニャnyaーでいいからdeiikara それでいいからsoredeiikara
返事henjiしてほしいshitehoshii