よみ:まじょがくる
魔女が来る 歌詞
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物煎餅 feat. 重音テト
- 2021.4.1 リリース
- 作詞
- 物煎餅
- 作曲
- 物煎餅
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魔女まじょがやって来きたの 蒼あおい夜よるだったわ
窓まどを開あけ放はなして 星ほしを呼よんだの
たちまち光ひかりが溢あふれて ふたり 溺おぼれてしまったわ
2つ目めのお願ねがいは 部屋へやをめちゃくちゃにしないこと
騒さわがしいのは構かまわないけれど 片付かたづけもできないの?
悪わるびれもせず傾かたむけた杖つえで 星ほしは砂すなになり 瓦礫がれきは草木くさきヘ
むしろ悪化あっかしてゆくばかりなのに 笑わらってしまうのは何故なぜだろう
夜よるは光ひかりの最中ささか 月明つきあかりを燻くゆらせ
他愛たわいもない話はなしが 砂すなを満みたして
街明まちあかりと比くらべたら かき消けされてしまうほどの
幽かすかな 光ひかりだった
斯かくも
罪深つみぶかきは怠惰たいだの園その 咎とがむ声こえも 早はや 悠とおく
「夜よを更ふかせば魔女まじょが来くる」と それだけ
伽とぎ話ばなしに身みを投なげて 世界せかいはそれまで
理ことわりの外そとへ賽さいは棄なげられた
……馬鹿ばかみたいね
3つ目めのお願ねがいは 世界せかいの話はなしを聞きかせてほしいの
山吹色やまぶきいろのあなたの瞳ひとみには 惑星わくせいはどのように映うつるのかしら
椅子いすを揺ゆらして聴きき入いってみれば 地ちに足あし付つかぬも納得なっとくのことだわ
聞きくに堪たえないお目出度めでたい話はなしばかりで ……胸焼むねやけしそうよ
魔女まじょがやって来きたの 悪わるい子こを攫さらいに
地ちの底そこの窯かまで煮にて 人ひとのスープを作つくるって!
あなたに話はなしたら どんな顔かおで笑わらうのかしら
私わたしは もう 気付きづいてる気きがする
1つ目めのお願ねがいは とてもとても単純たんじゅんなこと
誰だれかはとうに諦あきらめていたし パパやママにも出来できなかったこと
夜よるが遠とおくへ流ながれ去さる前まえに 夜明よあけが二人ふたりを縛しばる前まえに
「私わたしをどうかここから連つれ出だして」
「詠うたい」「唱となえ」「夜よるを見みろ」「いつか君きみがしたように」
「笑わらい」「望のぞみ」「手てを伸のばせば」「夜よるはそこにある」
魔女まじょは笑わらい手てを伸のばす
指ゆびと指ゆびの温ぬくもりを
確たしかめるとふたりは既すでに
夜天やてんを錐きり揉もむ
ああ
「夜よるが弾はじけ」 「世界せかいは渦うず」 「銀河ぎんがを映うつし 星ほし向むこうへ」!
意味いみのない言葉ことばを言いって 笑わらい合あう影かげがふたつ
どこへだって行ゆけばいい 出来できれば手てを繋つないでいて
夜明よあけが怖こわくなくなるまで …その先さきも。
窓まどを開あけ放はなして 星ほしを呼よんだの
たちまち光ひかりが溢あふれて ふたり 溺おぼれてしまったわ
2つ目めのお願ねがいは 部屋へやをめちゃくちゃにしないこと
騒さわがしいのは構かまわないけれど 片付かたづけもできないの?
悪わるびれもせず傾かたむけた杖つえで 星ほしは砂すなになり 瓦礫がれきは草木くさきヘ
むしろ悪化あっかしてゆくばかりなのに 笑わらってしまうのは何故なぜだろう
夜よるは光ひかりの最中ささか 月明つきあかりを燻くゆらせ
他愛たわいもない話はなしが 砂すなを満みたして
街明まちあかりと比くらべたら かき消けされてしまうほどの
幽かすかな 光ひかりだった
斯かくも
罪深つみぶかきは怠惰たいだの園その 咎とがむ声こえも 早はや 悠とおく
「夜よを更ふかせば魔女まじょが来くる」と それだけ
伽とぎ話ばなしに身みを投なげて 世界せかいはそれまで
理ことわりの外そとへ賽さいは棄なげられた
……馬鹿ばかみたいね
3つ目めのお願ねがいは 世界せかいの話はなしを聞きかせてほしいの
山吹色やまぶきいろのあなたの瞳ひとみには 惑星わくせいはどのように映うつるのかしら
椅子いすを揺ゆらして聴きき入いってみれば 地ちに足あし付つかぬも納得なっとくのことだわ
聞きくに堪たえないお目出度めでたい話はなしばかりで ……胸焼むねやけしそうよ
魔女まじょがやって来きたの 悪わるい子こを攫さらいに
地ちの底そこの窯かまで煮にて 人ひとのスープを作つくるって!
あなたに話はなしたら どんな顔かおで笑わらうのかしら
私わたしは もう 気付きづいてる気きがする
1つ目めのお願ねがいは とてもとても単純たんじゅんなこと
誰だれかはとうに諦あきらめていたし パパやママにも出来できなかったこと
夜よるが遠とおくへ流ながれ去さる前まえに 夜明よあけが二人ふたりを縛しばる前まえに
「私わたしをどうかここから連つれ出だして」
「詠うたい」「唱となえ」「夜よるを見みろ」「いつか君きみがしたように」
「笑わらい」「望のぞみ」「手てを伸のばせば」「夜よるはそこにある」
魔女まじょは笑わらい手てを伸のばす
指ゆびと指ゆびの温ぬくもりを
確たしかめるとふたりは既すでに
夜天やてんを錐きり揉もむ
ああ
「夜よるが弾はじけ」 「世界せかいは渦うず」 「銀河ぎんがを映うつし 星ほし向むこうへ」!
意味いみのない言葉ことばを言いって 笑わらい合あう影かげがふたつ
どこへだって行ゆけばいい 出来できれば手てを繋つないでいて
夜明よあけが怖こわくなくなるまで …その先さきも。