At A Sign 歌詞 yuiii feat. 重音テト ふりがな付

爛ただれたニヒル 贄にえの肋あばら グシオンの炯眼けいがんを巡めぐる
木霊こだまする叫わめき 泣なき喚わめき 「仕合しあわせ」をと阿呆あほらしく希こいねがった

因縁いんねん果かの顛末てんまつでさえ 薄うすら嗤えみの翳かげりに燻くゆる
様さまあ見みろ これが褒賞ほうしょうだ 後あとは精々せいぜい 零ぜろから死しに直なおせばいい

ヴネメデ 言葉ことばに隠かくせ ヴネメデ 抗あらがう意志いしを
ヴネメデ 言葉ことばに託たくせ ヴネメデ 彼方かなたのソナタを

ヴネメデ 言葉ことばに隠かくせ ヴネメデ 抗あらがう意志いしを
ヴネメデ 言葉ことばに託たくせ 前哨戦ぜんしょうせん 目めを凝こらせ 僕ぼくら

鄙ひなびた街まちの轍てつを踏ふむ 石盤せきばんのグシオンが冷笑せせらわらって
矯飾きょうしょくの儘まま 終夜よもすがら 隠かくれ鬼おにのベベが赤子あかごを攫さらった
赤錆あかさびた夕映ゆうばえの冬ふゆ 毒どくを飲のんで存ながらえたユダが言いった
性さが無口むくちは緻ち蜜みつな味あじ これが言葉ことばという名なの遅効ちこう毒どく


暈ぼけたアジイル 蠅はえの鋳型いがた グシオンは神殿しんでんに眠ねむる
篤とくとご覧らんよ 妬ねたみ嫉そねみ 「不死ふし逢あわせ」だと腕うでを失うしなった

鎮魂歌ちんこんかと天てん罰ばつを受うけ 北叟笑ほくそえむインキュバスの夢ゆめ
百々どど目色めいろ これが幻想げんそうだ 君きみもレイデー 涅槃ねはんは順路じゅんろの通とおり

ヴネメデ 言葉ことばに隠かくせ ヴネメデ 抗あらがう意志いしを
ヴネメデ 言葉ことばに託たくせ ヴネメデ ティアマトの仇あだを

ヴネメデ 言葉ことばに隠かくせ ヴネメデ 抗あらがう意志いしを
ヴネメデ 言葉ことばに託たくせ 延長えんちょう戦せん 地ち揺ゆるがせ 僕ぼくら

戯おどけと夢ゆめの二枚舌にまいじた 嘘うそとナイフはグシオンに授さずかった
天啓てんけい 神かみの因よすがから 君きみじゃないと世よ迷まよいも受うけ賜たまった
青褪あおざめた来光らいこうの詩うた 嘘うそを吐ついて殺ころされたユダが言いった
馬鹿ばかな口くちは閉とじるが増まし これが言葉ことばという名なの遅効ちこう毒どく

「真正しんせいな言葉ことばは見みつからぬ場所ばしょに眠ねむる」