アンノウン 歌詞 とるて feat. 重音テト ふりがな付

ひとは誰だれもひとりぼっち
気心きごころの知しれたものと
分わかり合あったふりして
一夜いちや限かぎりの夢ゆめを見みている

だけどすぐにすれ違ちがって
裏切うらぎられた気分きぶんになって
勝手かってに期待きたいしていた
だけのことだと思おもい出だす

ああ、そうか またか
ひとりきりの朝あさを迎むかえて
自分じぶんだって訳わけも分わからず泣なけてくる

昨日きのうよりも僕ぼくたちは
お互たがいの理解りかいを深ふかめている
本気ほんきでそう思おもっているの?

僕ぼくは君きみが分わからない
君きみに僕ぼくはどう見みえているの?
教おしえてくれよ

占うらないの本ほんをめくって
曖昧あいまいなことばなぞって
ひとは誰だれも似にている
ピントのずれた鏡かがみを見みている

おそろいの傷きずかぞえて
安心あんしんを貪むさぼり合あって
食くいつくしたあとには
空むなしさがすぐに芽めを出だす

ああ、こんなものか
ひとりきりの明日あすを見据みすえて
行いくあてなんて遥はるか前まえに忘わすれてきた

昨日きのうよりも僕ぼくたちは
上手じょうずに歩幅ほはばを合あわせている
本気ほんきでそう思おもっているの?

僕ぼくは君きみが分わからない
君きみに僕ぼくの声こえは届とどいているの?
応こたえてくれよ

昨日きのうよりも僕ぼくたちは
お互たがいの理解りかいを深ふかめている
そんなものは幻想げんそうだって

だけど今日きょうも僕ぼくたちは
指ゆびと指ゆびを絡からめ抱だき合あった
傷きずつくために?