雨の海峡 歌詞 美里里美 ふりがな付

あの人ひとを乗のせてゆく 船ふね
私わたしだけ置おき去ざりに 消きえてゆく
愛あいしても信しんじても そう
離はなれたらこの胸むねが 恋こいしくて
心こころだけの愛あいなんて ダメよ淋さみしくて
やっと選えらんだ サヨナラなのに
バカね バカね 私わたし・・・
面影おもかげがゆれる 雨あめの海峡かいきょう

泣なくように降ふり続つづく 雨あめ
人ひともない桟橋さんばしを 濡ぬらしてく
泣なきたくてそれなのに もう
一粒ひとつぶの涙なみださえ ない私わたし
心細こころぼそく光ひかる灯台とうだい あなたどこにいるの
二に度どと帰かえりを 待まったりしない
だけど だけど 胸むねが・・・
たたずめば一人ひとり 雨あめの海峡かいきょう

追おってゆくなと 海鳥うみどり一いち羽わ
鳴ないて 鳴ないて 鳴ないて・・・
振ふり向むけば煙けむる 雨あめの海峡かいきょう