所謂いわゆる終末しゅうまつの序章じょしょう
腐くさって散ちる情景じょうけいで
「幸福こうふくに生いきよ」ってどこかの
沈黙ちんもく論者ろんじゃは説といた
所詮しょせんは張はりぼての虚像きょぞう
空々そらぞらしい猿芝居さるしばいは
どいつも予定よてい調和ちょうわの役やくと
筋書すじがきで踊おどってるんだ
煮にたり酔よったりな眉唾まゆつばの道徳どうとくで
家畜かちくに成なり果はてた絵え空そらだらけの傀儡かいらい君主くんしゅは
恩情おんじょうとか形振なりふり構かまわず血肉ちにくに群むらがったまま
暴利ぼうりを貪むさぼるだけなのさ
気付きづかずに溺おぼれてゆく
全すべては見世物みせものだった
どんな風ふうに意味いみを重かさねたら
僕ぼくらは笑わらえるのか
どうやら偽いつわりの自傷じしょう
騙だまして知しる後悔こうかいで
薄利はくり多売たばいに身みを売うる贋作がんさくを
嘲あざけり見下みくだすんだ
きっと自分じぶんだけは特別とくべつなんだと
勘違かんちがいの主役しゅやく気取きどりが
時代じだい錯誤さくごに身みを落おとした
価値かちも無ないような死しに際ぎわの号哭ごうこくで
乞食こじきに成なり果はてた大口おおくちばかりのご都合つごう主義者しゅぎしゃは
軽蔑けいべつとか皮肉ひにくも解わからず取とり残のこされたまま
終おわりを待まつだけなのさ
何なんの為ために嘘うそをついて僕ぼくは
きっといつか
終おわりが来くること
ただそれだけを
恐おそれていたんだ
届とどかずに怯おびえている
その弱よわさもただの演出えんしゅつだ
目めに映うつる虚そらの悲劇ひげきさえ
全すべては瞞まやかしだ
所謂iwayuru終末syuumatsuのno序章josyou
腐kusaってtte散chiるru情景joukeiでde
「幸福koufukuにni生iきよkiyo」ってどこかのttedokokano
沈黙chinmoku論者ronjaはha説toいたita
所詮syosenはha張haりぼてのriboteno虚像kyozou
空々sorazoraしいshii猿芝居sarushibaiはha
どいつもdoitsumo予定yotei調和chouwaのno役yakuとto
筋書sujigaきでkide踊odoってるんだtterunda
煮niたりtari酔yoったりなttarina眉唾mayutsubaのno道徳doutokuでde
家畜kachikuにni成naりri果haてたteta絵e空soraだらけのdarakeno傀儡kairai君主kunsyuはha
恩情onjouとかtoka形振narifuりri構kamaわずwazu血肉chinikuにni群muraがったままgattamama
暴利bouriをwo貪musaboるだけなのさrudakenanosa
気付kiduかずにkazuni溺oboれてゆくreteyuku
全subeてはteha見世物misemonoだったdatta
どんなdonna風fuuにni意味imiをwo重kasaねたらnetara
僕bokuらはraha笑waraえるのかerunoka
どうやらdouyara偽itsuwaりのrino自傷jisyou
騙damaしてshite知shiるru後悔koukaiでde
薄利hakuri多売tabaiにni身miをwo売uるru贋作gansakuをwo
嘲azakeりri見下mikudaすんだsunda
きっとkitto自分jibunだけはdakeha特別tokubetsuなんだとnandato
勘違kanchigaいのino主役syuyaku気取kidoりがriga
時代jidai錯誤sakugoにni身miをwo落oとしたtoshita
価値kachiもmo無naいようなiyouna死shiにni際giwaのno号哭goukokuでde
乞食kojikiにni成naりri果haてたteta大口ookuchiばかりのごbakarinogo都合tsugou主義者syugisyaはha
軽蔑keibetsuとかtoka皮肉hinikuもmo解wakaらずrazu取toりri残nokoされたままsaretamama
終oわりをwariwo待maつだけなのさtsudakenanosa
何nanのno為tameにni嘘usoをついてwotsuite僕bokuはha
きっといつかkittoitsuka
終oわりがwariga来kuることrukoto
ただそれだけをtadasoredakewo
恐osoれていたんだreteitanda
届todoかずにkazuni怯obiえているeteiru
そのsono弱yowaさもただのsamotadano演出ensyutsuだda
目meにni映utsuるru虚soraのno悲劇higekiさえsae
全subeてはteha瞞mayakaしだshida