アンダードッグ 歌詞 Misumi feat. v flower ふりがな付

嗚呼ああ もううんざりだ
いっそくたばって本当ほんとうに怠だるい
なぁもう面倒めんどうだ全部ぜんぶ
暗闇くらやみが最愛さいあいのダーリン
有象無象うぞうむぞうが叫さけぶ怒号どごう
あんたらは求もとめる「救すくいはどこ?」
気きが狂くるうまで其処そこで踊おどりなよ
勝手かってにつくりあげた虚像きょぞうまみれの宗教しゅうきょう
(urei ye)

嗚呼ああ 感情かんじょうなんて邪魔じゃまだ
本能的ほんのうてきにただ踊おどって
喧騒けんそう 雑踏ざっとう アイロニー
ノイズだらけの街まちで喰くらうマニー
もうああだかこうだかそうだかどうだか
ぶっちゃけどうでもいいんだよ
全すべて壊こわしたい君きみのことも

寄よる辺べなきアンダードッグ 這はい回まわる今日きょうも
期待きたいと失望しつぼう 群むれる教徒きょうと
擦すり切きれた痛いたみを抱かかえ持もって
虚むなしい空白くうはくに負まけぬように
希望きぼうと苦悩くのうは等価とうかだって
未いまだ単純たんじゅんにいかないな ハウロウ?
破やぶり去さった過去かこ 青あお焼やけたジュブナイル
ぐしゃぐしゃになっていつだって
美うつくしく生いきれないが
高笑たかわらい夜よるの向むこうへと

後悔こうかいも劣等れっとうも絶望ぜつぼうももういいよ
失望しつぼうも嫉妬しっとも崇拝すうはいも知しらねぇよ
あぁ生いき急いそいでる人生じんせいだ
みんなどこかへ消きえちまった
忌いまわしい羨望せんぼうに火ひをつけろ
腐くさった餌えさなんかは食くわねぇぞ
色いろあせてゆくならいっそ燃もえ尽つきたい

噛かみ付ついてアンダードッグ 野垂のたれ死じぬ前まえに
お前まえの弱よわさも喰くらってやる
裏切うらぎられて吐はいた夏なつの夜よるも
死しんでるみたいに過すごした冬ふゆも
遠とおくでぼんやり霞かすむように
未いまだ感傷かんしょうに浸ひたる暇ひまはないな
優やさしさだけでは生いきていけない街まちで
継つぎ接はぎで縫ぬった愛あいの唄うた
美うつくしく生いきれないが
まだ知しらぬ夜よるの向むこうへと