ハロー ハロー
この声こえが君きみに届とどきますか?
君きみが閉とざした心こころのドア 叩たたいてる
「何なにも感かんじなくなれば 傷きずつく事こともない」
だから君きみはこの真まっ暗くらな部屋へやへ逃にげ込こんだ
君きみはいつまで独ひとりでいるつもりなの?
生うまれてから僕ぼくら ずっと一緒いっしょだったのに
悲かなしんだり 笑わらったり 誰だれかを愛あいしたり憎にくんだり
二人ふたりで一ひとつだったこと まだ覚おぼえてる?
ハロー ハロー
この声こえが君きみに届とどきますか?
君きみが閉とざした心こころのドア 叩たたいてる
ハロー ハロー
もう一度いちど思おもい出だして 僕ぼくのこと
君きみがドアを開あけるまで ここで待まってる
僕ぼくが居いなくなった後あとの その心こころはどうだい?
生いきてるのか死しんでるのか それすら解わからない そうだろう?
君きみのことなら全部ぜんぶ 僕ぼくは知しってるよ
初はじめて自転車じてんしゃに乗のれた日ひや 初はじめて味あじわった失恋しつれんも
あの時とき感かんじた喜よろこびを 言葉ことばに出来できない哀かなしみを
また君きみに渡わたしたくってほら 会あいに来きたんだよ
ハロー ハロー
この声こえが君きみに届とどきますか?
君きみが閉とざした心こころのドア 叩たたいてる
ハロー ハロー
鍵穴かぎあなから覗のぞいているんだろ?
大丈夫だいじょうぶ 僕ぼく以外いがいに誰だれもいないから
ドアノブはもう錆さび付ついてて 僕ぼく一人ひとりの力ちからじゃ回まわせない
だから君きみもそっち側がわで お願ねがい いち、にの、さん、で一緒いっしょに回まわそう
さぁ 今いまこそ僕ぼくら一ひとつになろう 握にぎった拳こぶしに力ちからを込こめよう
まるで産声うぶごえ上あげるように ほら 軋きしんだドアがそっと開ひらいてく
「ハロー…」
ハロharoー ハロharoー
このkono声koeがga君kimiにni届todoきますかkimasuka?
君kimiがga閉toざしたzashita心kokoroのnoドアdoa 叩tataいてるiteru
「何naniもmo感kanじなくなればjinakunareba 傷kizuつくtsuku事kotoもないmonai」
だからdakara君kimiはこのhakono真maっxtu暗kuraなna部屋heyaへhe逃niげge込koんだnda
君kimiはいつまでhaitsumade独hitoりでいるつもりなのrideirutsumorinano?
生uまれてからmaretekara僕bokuらra ずっとzutto一緒issyoだったのにdattanoni
悲kanaしんだりshindari 笑waraったりttari 誰dareかをkawo愛aiしたりshitari憎nikuんだりndari
二人futariでde一hitoつだったことtsudattakoto まだmada覚oboえてるeteru?
ハロharoー ハロharoー
このkono声koeがga君kimiにni届todoきますかkimasuka?
君kimiがga閉toざしたzashita心kokoroのnoドアdoa 叩tataいてるiteru
ハロharoー ハロharoー
もうmou一度ichido思omoいi出daしてshite 僕bokuのことnokoto
君kimiがgaドアdoaをwo開aけるまでkerumade ここでkokode待maってるtteru
僕bokuがga居iなくなったnakunatta後atoのno そのsono心kokoroはどうだいhadoudai?
生iきてるのかkiterunoka死shiんでるのかnderunoka それすらsoresura解wakaらないranai そうだろうsoudarou?
君kimiのことならnokotonara全部zenbu 僕bokuはha知shiってるよtteruyo
初hajiめてmete自転車jitensyaにni乗noれたreta日hiやya 初hajiめてmete味ajiわったwatta失恋shitsurenもmo
あのano時toki感kanじたjita喜yorokoびをbiwo 言葉kotobaにni出来dekiないnai哀kanaしみをshimiwo
またmata君kimiにni渡wataしたくってほらshitakuttehora 会aいにini来kiたんだよtandayo
ハロharoー ハロharoー
このkono声koeがga君kimiにni届todoきますかkimasuka?
君kimiがga閉toざしたzashita心kokoroのnoドアdoa 叩tataいてるiteru
ハロharoー ハロharoー
鍵穴kagianaからkara覗nozoいているんだろiteirundaro?
大丈夫daijoubu 僕boku以外igaiにni誰dareもいないからmoinaikara
ドアノブdoanobuはもうhamou錆saびbi付tsuいててitete 僕boku一人hitoriのno力chikaraじゃja回mawaせないsenai
だからdakara君kimiもそっちmosotchi側gawaでde おo願negaいi いちichi、にのnino、さんsan、でde一緒issyoにni回mawaそうsou
さぁsaa 今imaこそkoso僕bokuらra一hitoつになろうtsuninarou 握nigiったtta拳kobushiにni力chikaraをwo込koめようmeyou
まるでmarude産声ubugoe上aげるようにgeruyouni ほらhora 軋kishiんだndaドアdoaがそっとgasotto開hiraいてくiteku
「ハロharoー…」