終末 歌詞 WON ふりがな付

瞬まばたきすらも する時間じかんが無ないよ
朝あさになるのが怖こわい僕ぼくの
矛盾むじゅんの逃避行とうひこう

ざわめいた夜よるの街灯がいとう ちかちか噂話うわさばなし
現実げんじつから漏もれた 路地裏ろじうらで 僕ぼくは息いきしてる
「明日あした世界せかいは終おわります。」箱はこの中なかの言葉ことばが
占うらないと変かわらない 声色こわいろで 当あたり前まえに 繰くり返かえす

僕ぼくらはきっと
何なにも分わからない 顔かおすら知しらない儘まま
大人おとなになるんだ 未み提出ていしゅつの課題かだいを置おいて
潰つぶしたかかと 戻もどすことも無ないまま
形かたちだけ残のこった 制服せいふくを 名な残ごるように抱だき締しめながら
動うごかない ままで

ふと思おもい出だすのは 書かきかけの手紙てがみとか
遅刻ちこくしそうな朝あさの 赤信号あかしんごう そんなことばかりね
でも

瞬まばたきすらも する時間じかんは無ないよ
静しずけさ亡なくした 深ふかい夜よるも知しらないのに

Ah 頭あたまの中なかの記憶きおくだけを頼たよって
理不尽りふじんな世界せかいに終止符しゅうしふを打うとうとしてた
でもそんなもの 要いらないと気きづいたんだ
自分じぶんの名前なまえすら忘わすれて どこまでも行いけると叫さけべ

僕ぼくらの有あり余あまるこの青春せいしゅんを
道連みちづれにさせて