雨上あめあがりの街まちに揺ゆれる
艶つやめく紫陽花あじさいが告つげた そうだ、今年ことしもまた
離はなれ離ばなれの寂さびしさが大事だいじなものをあぶり出だして
ああ、君きみに会あいたい
今夜こんや、月つきの舟ふねを盗ぬすもうか
その美うつくしい涙なみだを象かたどった瑠璃色るりいろの雨あめが降ふる
星ほしのない空そらで君きみを探さがしてた
気きが触ふれるほどの暗闇くらやみの中なか
手足てあしが砕くだけて 声こえが嗄かれても 迷まよいは何なにもないよ
離はなさないから 今いまだけはそばにいたい
夜露よつゆに濡ぬれた短冊たんざくが再会さいかいの日ひを飾かざるから
ねえ、雨宿あまやどりをしようよ
二人ふたりを隔へだてた銀河ぎんが
どうか離はなれた体からだのぶんだけ心こころを近ちかづけてよ
あの日ひの僕ぼくらが幼おさないままで
鼻はなが触ふれるくらいの距離きょりで結むすんだ
願ねがい事ごとは儚はかない夢ゆめの中なかへ
横よこたわる河かわのようさ 現在いまと未来みらいが憎にくいよ
閉とざされた雨あめがやがて僕ぼくらを導みちびくなら
星ほしのない空そらで君きみを探さがしてた
気きが触ふれるほどの暗闇くらやみの中なか
手足てあしが砕くだけて 声こえが嗄かれても 迷まよわないよ 君きみのもとへ
隠かくさないで その美うつくしい涙なみだを 何度なんどでも掬すくいに行いくよ
離はなさないで 今いまだけはそばにいて
雨上ameaがりのgarino街machiにni揺yuれるreru
艶tsuyaめくmeku紫陽花ajisaiがga告tsuげたgeta そうだsouda、今年kotoshiもまたmomata
離hanaれre離banaれのreno寂sabiしさがshisaga大事daijiなものをあぶりnamonowoaburi出daしてshite
ああaa、君kimiにni会aいたいitai
今夜konya、月tsukiのno舟funeをwo盗nusuもうかmouka
そのsono美utsukuしいshii涙namidaをwo象katadoったtta瑠璃色ruriiroのno雨ameがga降fuるru
星hoshiのないnonai空soraでde君kimiをwo探sagaしてたshiteta
気kiがga触fuれるほどのreruhodono暗闇kurayamiのno中naka
手足teashiがga砕kudaけてkete 声koeがga嗄kaれてもretemo 迷mayoいはiha何naniもないよmonaiyo
離hanaさないからsanaikara 今imaだけはそばにいたいdakehasobaniitai
夜露yotsuyuにni濡nuれたreta短冊tanzakuがga再会saikaiのno日hiをwo飾kazaるからrukara
ねえnee、雨宿amayadoりをしようよriwoshiyouyo
二人futariをwo隔hedaてたteta銀河ginga
どうかdouka離hanaれたreta体karadaのぶんだけnobundake心kokoroをwo近chikaづけてよduketeyo
あのano日hiのno僕bokuらがraga幼osanaいままでimamade
鼻hanaがga触fuれるくらいのrerukuraino距離kyoriでde結musuんだnda
願negaいi事gotoはha儚hakanaいi夢yumeのno中nakaへhe
横yokoたわるtawaru河kawaのようさnoyousa 現在imaとto未来miraiがga憎nikuいよiyo
閉toざされたzasareta雨ameがやがてgayagate僕bokuらをrawo導michibiくならkunara
星hoshiのないnonai空soraでde君kimiをwo探sagaしてたshiteta
気kiがga触fuれるほどのreruhodono暗闇kurayamiのno中naka
手足teashiがga砕kudaけてkete 声koeがga嗄kaれてもretemo 迷mayoわないよwanaiyo 君kimiのもとへnomotohe
隠kakuさないでsanaide そのsono美utsukuしいshii涙namidaをwo 何度nandoでもdemo掬sukuいにini行iくよkuyo
離hanaさないでsanaide 今imaだけはそばにいてdakehasobaniite