カイヤグラ 歌詞 文無 feat. 可不 ふりがな付

気付きづかない傷付きずつかないふりが上手うまいだけでは
生いきてゆけないんだ
弱よわさに名前なまえ付つけてみたって

騙だまし騙だましトートロジー
先延さきのばしの人生じんせいに意志いしなどないもので
大抵たいていのことはどうだって良よくて

数すうグラム軽かるくなった魂たましいひとつで
少すこしだけ無茶むちゃしてなにができるだろう

その場ばしのぎの痛いたみ止どめなんかじゃ消きえないでしょう
満みたされた端はしから錆さびていく 安寧あんねいは夢幻むげんの蜃気楼かいやぐら
欲ほしいものを欲ほしいと言いえる奴やつが心底しんそこ疎うとましかった
通とおり雨あめの下した 息いきを殺ころして

書かけない なにも書かけない
でもまだ死しにたくないんだ
からっぽの引ひき出だしに ひとさじばかりの泥どろが落おちている

あたし本当ほんとうに好すきだった 絵えを描かくのも音楽おんがくも
ハリボテの牙きばの向むこう 今いまとなっては悪魔あくまが住すんでいる

歌うた、歌うたうくらいしか声こえが出でないのに
きれいごと繕つくろってなにが残のこるだろう

誰だれかのために生いきられるほど優やさしくないでしょう
なにもかもノットフォーミーだ 許ゆるせないことばっかりでさ
欲ほしいものを欲ほしいと言いえる奴やつが心底しんそこ妬ねたましかった
羞明しゅうめいの下もとに声こえを嗄からして

BOW-WOW BOW-WOW