さあ 夜よるを渡わたったらここでさよならだね って君きみが残念ざんねんそうに笑わらったんだ
言いい返かえせないで 俯うつむき残のこるは 後悔こうかいばかりだった
夏なつはいつも予報よほうハズレの雨あめに打うたされて、
「失敗しっぱいしたなあ」と笑わらう君きみは 僕ぼくに いつも はにかむから
一いち、二に、三さんセンチの距離きょりを近付ちかづけない僕ぼくたちは祭まつりを楽たのしみにしてたはずだよね
俯うつむいてる僕ぼくは 何なにも言いえないで涙なみだ浮うかべ
君きみは優やさしい笑顔えがおで「最後さいごだね」って 僕ぼくに近ちかづいて言いう
さんはい 手てと手て繋つないだら踊おどろうよ! 君きみがほんとに大好だいすきだったんだ
目めと目め合あわせたら あたしに言いわせてね 最後さいごの言ことの葉はたちを
花火はなびのリズムで身体からだ揺ゆらして いちにい…、さっ ほら 手てと手て繋つないで踊おどろう
せーの 涙なみだ隠かくして 一二三いちにさん!
(せーのっ!)
次つぎの日ひになって、起おきてみても 君きみがいなくて
相変あいかわらずセミは泣なき続つづけているような 夏なつが 続つづく、なんて。
突然とつぜんの夕立ゆうだちでも君きみは笑わらわない なんて 信しんじられない
誰だれかの声こえ
そう 君きみもここを通とおり夜よ ほら ほら ほら!
「こっそり最後さいごの夜よるを楽たのしく踊おどろう ここでさよならなんだ
大おおきな夜よるに惑まどわされぬように しっかり目めと目めを合あわせて。」
さあ 手てと手て繋つないだら踊おどろうよ! 君きみがほんとに大好だいすきだったんだ
やがて季節きせつは巡めぐるけれど 僕ぼくもここで止とまるからね
君きみを忘わすれない 心こころ 刻きざんで いちにい、さっ ほら 手てと手て繋つないで飛とぼうよ
せーの 涙なみだ隠かくして 一二三いちにさん これでほんとにさよならだ 通とおれ
(せーのっ!)
さあsaa 夜yoruをwo渡wataったらここでさよならだねttarakokodesayonaradane ってtte君kimiがga残念zannenそうにsouni笑waraったんだttanda
言iいi返kaeせないでsenaide 俯utsumuきki残nokoるはruha 後悔koukaiばかりだったbakaridatta
夏natsuはいつもhaitsumo予報yohouハズレhazureのno雨ameにni打uたされてtasarete、
「失敗shippaiしたなあshitanaa」とto笑waraうu君kimiはha 僕bokuにni いつもitsumo はにかむからhanikamukara
一ichi、二ni、三sanセンチsenchiのno距離kyoriをwo近付chikaduけないkenai僕bokuたちはtachiha祭matsuりをriwo楽tanoしみにしてたはずだよねshiminishitetahazudayone
俯utsumuいてるiteru僕bokuはha 何naniもmo言iえないでenaide涙namida浮uかべkabe
君kimiはha優yasaしいshii笑顔egaoでde「最後saigoだねdane」ってtte 僕bokuにni近chikaづいてduite言iうu
さんはいsanhai 手teとto手te繋tsunaいだらidara踊odoろうよrouyo! 君kimiがほんとにgahontoni大好daisuきだったんだkidattanda
目meとto目me合aわせたらwasetara あたしにatashini言iわせてねwasetene 最後saigoのno言kotoのno葉haたちをtachiwo
花火hanabiのnoリズムrizumuでde身体karada揺yuらしてrashite いちにいichinii…、さっsaxtu ほらhora 手teとto手te繋tsunaいでide踊odoろうrou
せseーのno 涙namida隠kakuしてshite 一二三ichinisan!
(せseーのっnoxtu!)
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相変aikaわらずwarazuセミsemiはha泣naきki続tsuduけているようなketeiruyouna 夏natsuがga 続tsuduくku、なんてnante。
突然totsuzenのno夕立yuudachiでもdemo君kimiはha笑waraわないwanai なんてnante 信shinじられないjirarenai
誰dareかのkano声koe
そうsou 君kimiもここをmokokowo通tooりri夜yo ほらhora ほらhora ほらhora!
「こっそりkossori最後saigoのno夜yoruをwo楽tanoしくshiku踊odoろうrou ここでさよならなんだkokodesayonarananda
大ooきなkina夜yoruにni惑madoわされぬようにwasarenuyouni しっかりshikkari目meとto目meをwo合aわせてwasete。」
さあsaa 手teとto手te繋tsunaいだらidara踊odoろうよrouyo! 君kimiがほんとにgahontoni大好daisuきだったんだkidattanda
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君kimiをwo忘wasuれないrenai 心kokoro 刻kizaんでnde いちにいichinii、さっsaxtu ほらhora 手teとto手te繋tsunaいでide飛toぼうよbouyo
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