ハッカドロップ 歌詞 地球から2ミリ浮いてる人たち ふりがな付

いい子こでいようと大人おとなしく周まわりと
同おなじようにしていたら
笑わらうことが下手へたになって息いきが
できなくなった

私わたしじゃなくてもいいことたくさん
心こころを殺ころしてしていたね
何なにかを抱かかえていることを
見みえないふりをした

足たりないくらいがちょうどいい
だけれど私わたしの声こえは枯かれない

もしもの話はなしは好すきじゃないし
すぐに泣なくのもどうかしてる
私わたしにあの子こを重かさねないでいて私わたしは私わたしよ
野花のばなのようにしぶとく生いきるわ
あの時とき私わたしは子供こどもながらに
ハッカ味あじが出でると嬉うれしくてたまらなかったのよ

近ちかくにいようと繋つなぐ右手みぎてを
必死ひっしに離はなさないでいたら
近ちかくにいることが一番いちばん
私わたしを苦くるしめた

愛あいにも恋こいにも縛しばられていい
だけど私わたしの声こえは枯かれない

愛あいに勝まさるものはないし
恋こいには絶対ぜったい逆さからえない
私わたしにあの子こを重かさねないでいて私わたしは私わたしよ
下くだり専用せんようを登のぼってゆきたい
泥臭どろくさくかっこよく歩あるく
けれど凛りんとしていて綺麗きれいなハッカ味あじの私わたし

強つよくもありたいし優やさしくもありたい
美うつくしく生いきていたい

止とまってなんかいられないし
口くちだけのことは聞きき飽あきたわ
私わたしにあの子こを重かさねないでいて私わたしは私わたしよ
何なにもいらないと見みせてあげるわ
時々ときどき見みえるこの世界せかいで
ハッカ味あじが出でると嬉うれしくてたまらないからよ