朝が来ないように 歌詞 Lym ふりがな付

いつかした二人ふたりの未来みらいの話はなし憶おぼえてる?
君きみのことだから忘わすれてるかもね
お互たがいの悪わるい癖くせはなかなか直なおらないけど
それも含ふくめて多分たぶん愛いとしかったよ

いつかした二人ふたりの未来みらいの話はなし憶おぼえてる?
時ときを忘わすれて話はなし耽ふけったこと
冗談じょうだんまじり適当てきとうに言いったつもりだったけどさ
とりあえずそうなればいいと思おもってた

錆さびた弦げんの音おとが響ひびくこの湿しめったワンルーム
深夜しんや自販機じはんきで買かった缶かんジュース
眠ねむれない夜よるはいつだって愛あいを確たしかめ合あって
終おわらないようにと願ねがっていたの

朝あさが来こないように抱だきしめあおう
嫌いやなこと全部ぜんぶ今いまは飲のみ込こんで
最後さいごには幸しあわせを君きみと二人ふたりで迎むかえよう

隣となりの温度おんどが当あたり前まえになったこの頃ごろ
前まえより恥はじらうことは減へったけど
日ひを重かさねるごとにまた新あらたな君きみの側面そくめんを
知しれることが何なにより嬉うれしかったよ、でも。

これがずっと続つづくと思おもってたよ
『これがずっとじゃないと分わかってたよ』
増ふえていったごめん またすれ違ちがう
変かわらずに愛あいせると思おもってたよ

いつかした二人ふたりの未来みらいの話はなし憶おぼえてる?

朝あさが来こないように抱だきしめあおう
くだらないことも綺麗きれいに光ひかってた
終おわりなんて容易たやすく訪おとずれて仕舞しまうみたいだ

わかってても涙なみだが流ながれ頬ほほを伝つたうよ
頭あたまから離はなれないんだ別わかれ際ぎわ
聞きき慣なれた声こえは震ふるえていた最後さいごに
振ふり絞しぼるように聞きこえた『またね』