5秒びょう前まえ目め一いっ杯ぱい息いきを吸すう
虚うつろな未来みらいは既すでに去さって ねぇ
照てらす街路がいろ灯とうが影かげを影かげを映うつす
縋すがる呼吸こきゅうを止とめ 不意ふいに沈しずむ
蒼あおく綻ほころんだ 泡あわの行ゆく末すえを
淀よどんだ瞳ひとみで眺ながめていた
海底かいていを模もした 水晶すいしょうの様ように
苦にがく映うつり込こむ 病やまいの正体しょうたいを
暴あばけず切せつなく声こえを殺ころした
嗚咽おえつさえ呑のんだ 悲かなしみのように
(昨日きのう弾ひいていた追憶ついおくとギター
悲かなしいフレーズが嫌いやに染しみ入いる
掠かすれるような弦げんの振動しんどうが
部屋へやの隅すみへと孤独こどくを許ゆるした
魚さかなが数すう匹ひき通とおり過すぎる様ように
眼まなこからの情景じょうけいが鱗うろこを帯おびる
曇天どんてんの間まを埋うめ
肩かたを委ゆだね合あいひらひら
浮うかんでいた)
衣装いしょうに染しみ付ついた 雫しずくに似にた夢ゆめも
非情ひじょうな隘路あいろで溶とけてしまった
相対そうたいに触ふれた 思おもい出では何処どこへ
淡あわく消きえていく 命いのちの色彩しきさいに
素直すなおな言葉ことばもかけられないや
孤独こどくに蝕むしばむ 海藻かいそうの様ようだ
夢現ゆめうつつを演えんじた滑稽おどけ者もの
飲のまれた水みずが喉のどを満みたした ねぇ
燃もゆる閃せんの光こうが冥めいを冥めいを拒こばむ
向むかう虚空こくうと骨ほね 海うみに沈しずむ
望のぞむことの無ない末路まつろに背中せなか委ゆだねて
言葉ことばを噛かみ締しめた 海月くらげの戯言ざれごと
傷きず一ひとつもない身体からだは心こころ廃すたれて
瞳ひとみの輝かがやきも 失うしなう泡沫うたかた
ただ、浮うかぶだけの人形にんぎょうに成なれ果はてた
社会しゃかいの藻屑もくずに さようならだ
5秒byou前mae目me一ixtu杯pai息ikiをwo吸suうu
虚utsuろなrona未来miraiはha既sudeにni去saってtte ねぇnee
照teらすrasu街路gairo灯touがga影kageをwo影kageをwo映utsuすsu
縋sugaるru呼吸kokyuuをwo止toめme 不意fuiにni沈shizuむmu
蒼aoくku綻hokoroんだnda 泡awaのno行yuくku末sueをwo
淀yodoんだnda瞳hitomiでde眺nagaめていたmeteita
海底kaiteiをwo模moしたshita 水晶suisyouのno様youにni
苦nigaくku映utsuりri込koむmu 病yamaiのno正体syoutaiをwo
暴abaけずkezu切setsuなくnaku声koeをwo殺koroしたshita
嗚咽oetsuさえsae呑noんだnda 悲kanaしみのようにshiminoyouni
(昨日kinou弾hiいていたiteita追憶tsuiokuとtoギタgitaー
悲kanaしいshiiフレfureーズzuがga嫌iyaにni染shiみmi入iるru
掠kasuれるようなreruyouna弦genのno振動shindouがga
部屋heyaのno隅sumiへとheto孤独kodokuをwo許yuruしたshita
魚sakanaがga数suu匹hiki通tooりri過suぎるgiru様youにni
眼manakoからのkarano情景joukeiがga鱗urokoをwo帯oびるbiru
曇天dontenのno間maをwo埋uめme
肩kataをwo委yudaねne合aいひらひらihirahira
浮uかんでいたkandeita)
衣装isyouにni染shiみmi付tsuいたita 雫shizukuにni似niたta夢yumeもmo
非情hijouなna隘路airoでde溶toけてしまったketeshimatta
相対soutaiにni触fuれたreta 思omoいi出deはha何処dokoへhe
淡awaくku消kiえていくeteiku 命inochiのno色彩shikisaiにni
素直sunaoなna言葉kotobaもかけられないやmokakerarenaiya
孤独kodokuにni蝕mushibaむmu 海藻kaisouのno様youだda
夢現yumeutsutsuをwo演enじたjita滑稽odoke者mono
飲noまれたmareta水mizuがga喉nodoをwo満miたしたtashita ねぇnee
燃moゆるyuru閃senのno光kouがga冥meiをwo冥meiをwo拒kobaむmu
向muかうkau虚空kokuuとto骨hone 海umiにni沈shizuむmu
望nozoむことのmukotono無naいi末路matsuroにni背中senaka委yudaねてnete
言葉kotobaをwo噛kaみmi締shiめたmeta 海月kurageのno戯言zaregoto
傷kizu一hitoつもないtsumonai身体karadaはha心kokoro廃sutaれてrete
瞳hitomiのno輝kagayaきもkimo 失ushinaうu泡沫utakata
ただtada、浮uかぶだけのkabudakeno人形ningyouにni成naれre果haてたteta
社会syakaiのno藻屑mokuzuにni さようならだsayounarada