徒夜 歌詞 青栗鼠 feat. 梓川 ふりがな付

さよなら 真まっ逆さかさまのお日様ひさま
小夜さよならきっと僕ぼくらはいない、無ない、無ないや
下くだらない光ひかりを呑のみ込こめば
都会とかいの藻屑もくず

暗くらがり 彷徨さまよった
失うしなった気概きがいは
トレードしたんだ
憂うれいとしたんだ 僕ぼくら
拭ぬぐえない意図いと 星月夜ほしづきよに
踊おどらされて舞まっていた

簡単かんたんな感情かんじょう
記しるしていけば
救すくわれた?
煩わずらいや嫌悪けんおや韜晦とうかいに
きっと、意味いみなどないから

終電しゅうでんはずっと来こないよ、
夢想家ドリーマー
「このままもっとあなたと」痛いたいわ 厭いや、厭いや
廃すたらない光ひかりへ飛とび込こむは
無粋ぶすいな鴉からす

さよなら 真まっ逆さかさまのお日様ひさま
小夜さよならきっと僕ぼくらはいない、無ない、無ないや
下くだらない光ひかりを呑のみ込こめば
都会とかいの藻屑もくず

「明あけない夜よるが無ないならば
何時いつか徒あだになること、
分わかっていたでしょう?」

ああ、
夜よ霧ぎりが晴はれる前まえに

物寂ものさびしい朝焼あさやけを見みたんだ

消きえてく願ねがいが静寂しじまを壊こわした

さながら真夜中ミッドナイトの死体したいだ
今更いまさら「みっともない」?否いな、
期待きたい以外いがい、無ないな
いつか見みた光ひかりに誘さそわれて
徒あだ夜よるは散ちる