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半径はんけい2メートルのサークルを
大切たいせつに大切たいせつに、生いきてきた
昼食ちゅうしょくが時計とけいの針はり回まわす
どれもこれも全部ぜんぶ私わたしの錯覚さっかく
小ちいさな籠かごの中なかで嘴くちばしの
縦横たてよこ高たかさ掛かけて2で割わる場所ばしょ
扉とびらは常つねに解放かいほう中ちゅうなのに
逃にげるやつらはほぼいない
あの子こは出でて行いった ここから
羽はばたいたの きっと
一人ひとりきりそっと
見みえない未来みらいならいっそ
前まえに習ならわず 進すすんでしまおうと
私わたしは追おった 追おった
見みえない視線しせんで
夢ゆめをみたあの子こを
追おった 追おった見みえないものばかり
唯一ゆいいつのこったのは
空そらが描えがいてった帰かえり道みち
半径はんけい2メートルのサークルは
私わたしには少すこしずつ狭せまくなった
いつもより大おおきかった夕日ゆうひも
どれもこれも全部ぜんぶ私わたしの錯覚さっかく
理由りゆうもなく首くび傾かしげる私わたしらに
あの子こはどんな風ふうに思おもうだろう
この理不尽りふじんで回答かいとうのない世よの中なかへ
向むける思おもいはどんなだろうか
あの子こは出でて行いった ここから
お手本てほんのように こうだよって
見みえない未来みらいならいっそ
どこまでも進すすんでみないかって
私わたしは追おった 追おった
見みえない空想くうそうを
閉とじてた片目かため開ひらいて
追おった 追おったら
消きえないものがある
気きづいたころには二人ふたり どこまでも
夜よるになっていた
やり直なおしのきく人生じんせいじゃないから
選択肢せんたくしだってたくさんあった
誰だれもがことりだった時ときのこと
やっぱり無理むりやりことりだったんだよな
僕ぼくらは見みたい夢ゆめもないし
どうなりたいとも思おもわない
ただ空そらが残のこした帰かえり道みちが
漠然ばくぜんとそこにあった
誰だれもが飛とんだ 飛とんだ
見みえない世界せかいへ
その時ときが来きたんだ
知しった 知しった
景色けしきを少すこしずつ
「何なにがあっても大丈夫だいじょうぶ、何なにもなくても大丈夫だいじょうぶ」
大切たいせつに大切たいせつに、生いきてきた
昼食ちゅうしょくが時計とけいの針はり回まわす
どれもこれも全部ぜんぶ私わたしの錯覚さっかく
小ちいさな籠かごの中なかで嘴くちばしの
縦横たてよこ高たかさ掛かけて2で割わる場所ばしょ
扉とびらは常つねに解放かいほう中ちゅうなのに
逃にげるやつらはほぼいない
あの子こは出でて行いった ここから
羽はばたいたの きっと
一人ひとりきりそっと
見みえない未来みらいならいっそ
前まえに習ならわず 進すすんでしまおうと
私わたしは追おった 追おった
見みえない視線しせんで
夢ゆめをみたあの子こを
追おった 追おった見みえないものばかり
唯一ゆいいつのこったのは
空そらが描えがいてった帰かえり道みち
半径はんけい2メートルのサークルは
私わたしには少すこしずつ狭せまくなった
いつもより大おおきかった夕日ゆうひも
どれもこれも全部ぜんぶ私わたしの錯覚さっかく
理由りゆうもなく首くび傾かしげる私わたしらに
あの子こはどんな風ふうに思おもうだろう
この理不尽りふじんで回答かいとうのない世よの中なかへ
向むける思おもいはどんなだろうか
あの子こは出でて行いった ここから
お手本てほんのように こうだよって
見みえない未来みらいならいっそ
どこまでも進すすんでみないかって
私わたしは追おった 追おった
見みえない空想くうそうを
閉とじてた片目かため開ひらいて
追おった 追おったら
消きえないものがある
気きづいたころには二人ふたり どこまでも
夜よるになっていた
やり直なおしのきく人生じんせいじゃないから
選択肢せんたくしだってたくさんあった
誰だれもがことりだった時ときのこと
やっぱり無理むりやりことりだったんだよな
僕ぼくらは見みたい夢ゆめもないし
どうなりたいとも思おもわない
ただ空そらが残のこした帰かえり道みちが
漠然ばくぜんとそこにあった
誰だれもが飛とんだ 飛とんだ
見みえない世界せかいへ
その時ときが来きたんだ
知しった 知しった
景色けしきを少すこしずつ
「何なにがあっても大丈夫だいじょうぶ、何なにもなくても大丈夫だいじょうぶ」
