革命前夜 歌詞 (夜と)SAMPO ふりがな付

あの人ひとになりたくないな
あの人ひとは未来みらいの自分じぶんだ
先生せんせい、あなたの背中せなかに映うつるのは
わたしの影かげですか

「負まけるが勝かち」「仕方しかたないさ」
納得なっとくする器量きりょうはないな
せいぜい私わたしは 許ゆるせない自分じぶんを
許ゆるしていこうかな

代かわり映ばえのない 分厚ぶあつい毎日まいにちの
わかりきった結末けつまつを
殺ころして生いきていく

コトバになって カタチになって
一言ひとことも言いえやしない
臆病おくびょうな世界せかいで
歪いびつな風穴かざあなを 空あけていくんだ
しょうもないって くだらないって
鋭角えいかくな夜よるにしよう
片仮名かたかなな僕ぼくらに
居酒屋いざかやがよく似合にあう

代かわり映ばえのない 生温なまぬるい毎日まいにちの
乾かわききった結末けつまつに
お別わかれを告つげるよ

コトバになって カタチになって
一言ひとことも言いえやしない
姑息こそくな世界せかいで
息切いきぎれ起おこしても走はしりぬくんだ

心こころに酔よって 涙なみだ零こぼして
鈍臭どんくさい夜よるにしよう
へべれけな僕ぼくらの
五月蝿うるさい戯言ざれごとを 未来みらいに変かえて

美うつくしい虚構きょこうを 超こえるのはいつも
泥臭どろくさい真実しんじつだ
革命かくめいよ僕ぼくらに
居酒屋いざかやが良よく似合にあう