白磁 歌詞 星宮スイ feat. 初音ミク,可不 ふりがな付

悲壮ひそう ガラスの中なかの共鳴きょうめい
閉とじ込こめられるのも明あけ暮くれ
インサイダ 部外者ぶがいしゃは誰だれ
答こたえを偽いつわらせたジオラマ
誰だれよりも緋ひ想そうで居いた
ディストピアは程遠ほどとおいはずの
シミュレート逃にげ場ばのない負ふの人格じんかく
負ふを知しらずに。

貴方あなたに私わたしを捧ささげれば
体からだごと任まかせ廃すたれれば
苦悩くのうの対価たいかが言いうんだ
「ただ一ひとつだけ許ゆるして」
サイレンが鳴なり響ひびく業カルマ
惑まどいのように抑おさえられたら
まどろんで抜ぬけ出だして
壊こわされてゆくんだ。

しょうもない虚像きょぞうだけの世界せかい
機会きかいに全すべて奪うばわれたい
断絶だんぜつにふさがれたシルエットを終おわらせろ
俺おれ以外いがい全すべて。

ただ自我じがであり続つづけていた。
腐敗ふはいさえ恐おそれ怯おびえていた。
苦悩くのうのレミニセンス
誓ちかいあって無垢むく直なおした
憎にくしみだけが残のこる表情ひょうじょう
自みずからを失うしなわせた眼まなこ
澱よどんだユーフォリアは
この世よで果はてた。