新姫劇 歌詞 藤原ハガネ feat. v flower ふりがな付

カットばっかりの
理想りそうを建たてた
集あつめて 預あずけて
何なんでもない朝あさに夢ゆめは冷さめて

「やっぱいいや」とか
卑怯ひきょうを投なげた
数かぞえた 足跡あしあとばっか
馬鹿ばかみたいに増ふえてるもんな

奇跡きせきも魔法まほうもない
日曜日にちようびの境界線きょうかいせん
抜ぬけた先さきで見みつけた

貴女あなたの声こえは機械仕掛エクスマキナ
蟲毒こどくを裂さいた白しろい愛あいは
チープでキッシュな小しょう惑星わくせいに
孤独こどくに咲さいた花はな

一瞬いっしゅんで 一瞬いっしゅんで
全部ぜんぶ枯からしてしまう前まえに
今日きょうの日ひをこの言葉ことばで
次つぎの惑星ほしへ繋つなげよ

パッと咲さいたような
希望きぼうのかけら
弾はじけて 掠かすめて
消きえる飛行機雲ひこうきぐもを見送みおくって

カットアップした
貴女あなたの言葉ことば
綴つづって 連つらねたモノだ
問題もんだいは増ふえてくばかりだろうが

昨日きのうも明日あしたも
何なんにもない子この延長えんちょう戦せん
心こころの音ね響ひびかせて

貴女あなたと綴つづる十年戦争ティタノマキア
間違まちがいだらけの理想像りそうぞうも
真綿まわたの言葉ことばに殺ころされた
僕ぼくらの為ための歌うた

奇跡きせきも魔法まほうも
何なんにもないこの教会きょうかいで
剣つるぎはまだ握にぎれた

私わたしの想おもいで満みたされた

貴女あなたの姿すがた描えがく聖歌アリア
孤独こどくに歪ゆがんで狂くるう愛あいが
誰だれかを救すくう糧かてになれば
なんて小声こごえで笑わらう

一瞬いっしゅんで 一瞬いっしゅんで
全部ぜんぶ枯からしてしまう前まえに
狂きょうの気きをこの言葉ことばで
次つぎの惑星ほしへ繋つなげ

道化どうけみたく 同化どうかして
生うまれ変かわってしまう前まえに
導火どうかした この灯あかりだけは
絶たやさぬよう挑いどめよ